収益アップの面接方法とは?@歯科

収益アップの面接方法とは?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
これまでのブログで
人事評価の必要性や職務基準
についてお話しをしました。
 
今回は、具体的な人事評価の仕方
についてご紹介したいと思います。
 
その前に、おさらいも兼ねて
人事評価の効能を確認しておきましょう。
 
 
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人事評価により、院長とスタッフの
意思統一を図ることができる
 
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人事評価の一番の重要なポイントは、
「評価」そのものです。
 
より公平で、オープンな人事評価が、
スタッフのやる気と能力をアップし、
医院の収益を上げるために役立ちます。
 
そして、この制度を機能させるためには、
評価基準が、医院の方針に沿った内容
であることが大切です。
 
その上で、院長の高い志と継続的な行動力と
全スタッフの協力のもとに
進める必要があります。
 
 
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人事評価制度による具体的な効果
 
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スタッフの目標や役割などが
明確になりますから
自ら進んで行動するようになります。
 
子供達がクラスの委員に選出されると
周りを巻き込んで動き出すのと同じですね。
 
この結果、
院内の活性化が図れます。
 
また、これは
患者さんに対しても同じです。
 
医院の顔として
患者さんに接する意識があるだけでも、
自分から改善するようになります。
 
そうすれば、サービスレベルの向上
が図れます。
 
 
そして、院内が活性化し、
サービスレベルが向上すれば
必然的に業績が向上します。
 
 
また、スタッフ各自の基準があれば
 
・スタッフの業務遂行能力の把握
・給与・賞与決定の仕組み化
・院内業務の把握
 
などが容易になります。
 
これにより、院内の摩擦やトラブルを
事前に防止することができます。
 
また、
効率的な業務運営も可能となります。
 
 
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人事評価の仕方
 
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このような効果はわかっていても
実際に人事評価をやろうとすると
色々な障害が出てきます。
 
その中でも、最も苦労するのが
実際の「評価」ではないでしょうか。
 
先生から一方的に評価結果を「通知」
するのでは、単なる批判になってしまい
望んだような結果を得ることができません。
 
「人事評価はいいが、
スタッフとの面接はどうも苦手」
という先生もいらっしゃいます。
 
そこで、評価面接の手順とポイント
についてご紹介します。
 
 
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効果のある面接の6ステップ
 
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(1)面接のスケジュールを組む
 
面接のスケジュールを作成し、
スタッフと時間調整を行ってください。
 
そして、重要なのは、そのスケジュールを
簡単に変えないこと。
 
先生からすれば、スタッフ面接の一つのコマ
かもしれませんが、当のスタッフからすれば
年に1、2回の真剣な、大切な話し合いです。
 
やむを得ない場合には、
スタッフに理由を説明して、
納得してもらってください。
 
 
(2)事前準備をする
 
面接前にスタッフの自己評価及び
人事評価結果を準備してください。
 
これも先ほどと同じ理由です。
 
忙しいのはわかりますが、
面接の場で初めてスタッフの自己評価を
読んでいるようでは、真剣さに欠けます。
 
何事も、「備えあれば憂いなし」です。
 
 
(3)一緒に原因究明をする
 
通常であれば、自己評価と
人事評価結果にはギャップがあります。
 
それを指摘して責めるのではなく、
ギャップができる原因について
スタッフの身になって話し合いましょう。
 
例えば、受付に備品を揃えるとか
待合室の椅子の配置を変えるなどの
ちょっとしたことで解決出来る問題もあります。
 
 
(4)やる気を起こさせる
 
職務基準書に従って
医院としての期待事項を伝えましょう。
 
この時、出来る限り具体的に伝えるように
心がけてください。
 
例えば、もうひとつ上のランクに上がるために
「まずは、これこれを習得してほしい」
といった具合です。
 
 
(5)明確な目標を設定する
 
スタッフから質問や意見を聞き、
今後の目標について話し合います。
 
問題解決や目標が明確になれば
それらを達成できるような気になりますので
人間はやる気が起きてきます。
 
 
(6)記録に残す
 
面接の内容を記録に残し、
日頃の指導や次回の面接の際に
活用しましょう。
 
先生がスタッフとの面接内容を
忘れずに覚えていてくれたというだけで
スタッフの意識と行動が変わります。
 
 
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面接時に意識したい3つのポイント
 
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これは、先生の医院の雰囲気や施設、
スタッフとの関係によって変わってきます。
 
面接時の目安だと思って読んでください。
 
 
(1)できるだけ静かな雰囲気の中で行う?
 
落ち着いて話ができる状態にするために
静かでリラックスできる場所を選びましょう。
 
 
(2)一人につき 30 分程度が妥当
 
これは、普通の人の集中力というのが
だいたい30分程度が限度と言われている
ことからくる、目安です。
 
あまり長くなると、集中力が切れて
ダラダラと時間を使うだけ
になってしまいます。
 
 
(3)スタッフの話に率直に耳を傾ける
 
これはわかっていても、難しいことですが
いつも注意しておくべきことです。
 
スタッフの話を「それは思い違いだ。」とか
「それは正しくない。」と頭から否定したら、
スタッフは心を開かなくなります。
 
面接の時にスタッフを中傷したり、
非難・批判することは厳禁です。
 
あくまでスタッフの成長のために
必要なものを一緒に明らかにする
といった態度で臨んでください。
 
 
医院長として多くのスタッフの
面接をするのは大変ですが
 
医院の現状を把握し
解決策を見つける重要な仕事です。
 
 
先生の人事評価に
少しでも役立たせることができれば
嬉しいです。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
歯科医師
黒飛一志
 
 
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