衛生士の離職率を減らす、違う視点(その2)

衛生士の離職率を減らす、違う視点(その2)

こんにちは、
株式会社デントランス代表
 
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は月曜日。
頑張っていきましょう!!
 
 
さて、
ライフプランナーの加藤さんによる
無料「退職金制度」導入相談は
先週の日曜日の夜に締め切らせて頂きました。
 
その先週に送った、
退職金に関する記事が
好評だったようで、
 
たくさんの先生から、他の歯科医院に
差をつけようと「退職金制度」の導入の
申込みがありました。
 
 
そして、今朝、ある先生から
メッセージがありました。
 
今日、読んで退職金のことを
知ったので、締め切ったようですが、
なんとか加藤さんをご紹介頂けないか。
 
という趣旨のもの。
 
期限は期限、ルールはルールですので、
申し訳ありませんが、
これ以上は申込みを受け付けません。
 
 
と言いたいところですが、
 
それではあまりにも冷たい感じになりますので
加藤さんに相談をして、
今回の趣旨を理解してくれた先生のみに
追加の募集枠を設けるようにしました。
 
詳しくは、最後まで
読んでいただけるとわかりますので
よろしくお願いします。
 
 
さて、
いつもデントランスの情報を
楽しみにして下さり、
誠にありがとうございます。
 
先生の歯科医院経営が
より理想的な状態になることが
私の一番の喜びですので
 
これからもお役に立つ情報を
お届けしたい、と考えています。
 
 
そこで今回は、
前回取り上げた、
 
衛生士の離職率につながる、
ある歯科医院の院長先生との
黒飛の話をしたいと思います。
 
 
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「うちは人間関係も良いし、
 僕も優しいし、給料も悪くない。
 
 やりがいもあるはずなのに
 衛生士は3年以内にみな辞めていく」
 
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これはその先生からの相談です。
 
人間関係が良く、給料も良く
やりがいが良ければ、
衛生士が続く条件ですので、
 
私も最初、なぜだか分かりませんでした。
 
しかも、
この先生は歯周病治療で講師をしており、
 
この歯科医院では、
いつも優秀なスタッフ、歯科衛生士が
働いているイメージでした。
 
ですので、もしかすると
優秀なスタッフが居づらくなる
環境なのかなと思っておりました。
 
先生は年齢も50歳を超えて、
体力の衰えを少しずつ感じ始めたようで
いい加減、スタッフには5年で辞めずに
ずっと働いてもらいたいと
いつも考えていたようです。
 
「先生、他に原因があるとすれば
 それは何ですか?」
 
「思いつかない・・・」
 
と返答を頂き、
黒飛もコンサルタントとして困りました。
 
話しの突破口を開くため、
質問を変えて、
 
「先生のところのスタッフは
 いつも優秀なスタッフばかりなのに
 なぜ、すぐに辞めるのですかね・・・」
 
と私が言った時に、
私自身がはっとしました。
 
「もしかすると優秀だからこそ
 ここに長くいても、将来が見えないと
 感じているのでは・・・」
 
と思ったのです。
 
先週書いた
他業界に行ってしまう優秀な衛生士のことを
思い出したのです。
 
(この先生の歯科医院には
 退職金制度があるのかな・・・)
 
 
私は先生に
 
「彼女たちは先生の歯科医院で
 定年まで働くことは
 イメージできているでしょうか」
 
と聞きました。
 
すると、先生は
今までと違った顔つきで
 
「そう言えば、
 将来のことなど一切話したことは
 ありません、、、」
 
 
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優秀な人は将来を見る
 
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院長である、あなたも将来、
安定したいと思っているでしょう。
 
安心した老後のために
今働いている先生も多いはず。
 
先生の歯科医院のスタッフが優秀であれば
あるほど、将来を考えて職場を選びます。
 
将来の老後に子供の世話にならないように
したい。その為に必要な資金を貯めておこう。
 
そう考えています。
 
だからこそ
将来も安定した職場で働きたい。
そう思うのです。
 
ですから、
歯科医院の院長であるあなたが、
退職金制度などを整備し、彼女たちの将来を応援すれば
彼女たちは先生を信頼し、長く勤めてくれるのです。
 
 
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「優秀なスタッフをずっと定着させたい」
 
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そうであるならば、
優秀な人の求める職場環境を
あなたは作らなくてはなりません。
 
・福利厚生を良くする
・勤務時間を減らす
・有給休暇を取れる仕組みにする
 
など色々と、彼女たちの職場環境を
作ることはできますが、
これらはすべて現在の福利厚生です。
 
今だけではなく、スタッフの将来に対して、
安心を与える「退職金制度」のある
歯科医院に優秀な衛生士が定着するでしょう。
 
 
特にコロナウイルスの影響で
人は極度に安定を求めるようになっています。
 
このタイミングで
彼女たちの将来に目を向けてあげて下さい。
 
 
次回は
 
衛生士の離職率を減らすための
違う視点として、定着率向上のポイントを
上げたいと思います。
 
 
ここまで読んで下さり、
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
PS
 
最後まで読んで頂いた先生には
特別、追加枠で
 
ライフプランナーの加藤さんの
「退職金規程の作り方・考え方」
無料相談を受けて頂けるようにいたしました。
 
 
既に300人以上の歯科医師の
ライフプランを作り、
歯科業界を熟知する加藤さんが
 
先生にわかりやすく退職金規定の作り方から
どうすればそれが長期的において
歯科医院にとってプラスになるか
 
(個人歯科医院でも、 医療法人でも可能です)
 
を無料で相談に乗ってくれます。
 
歯科医院を安定させたい先生は、
以下の事前質問フォームからお申込み下さい。
 
https://forms.gle/xK5TWEVUJB1khn1H9
 
ただし、人数に限りがありますので
1月20日(水)23:59までの
お申込みとさせて頂きます。
 
 
先生の歯科医院が安定しますように。