スタッフ教育が面倒だ…@歯科

スタッフ教育が面倒だ…@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
ある先生からこんな相談を受けました。
 
 
「歯科医師としての仕事に
 やりがいを感じているので
 もっと診療に集中したいのですが、
 スタッフから新人教育をしてください、
 と言われてしまいまして、、、
 売り手市場ですし、
 どうせすぐ辞めるのだから、
 教育する必要があるのかな、
 と感じています…」
 
 
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歯科医師であると同時に
経営者である
 
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この院長先生の気持ち、
歯科医師としてよくわかります。
 
歯科医師の仕事は
患者さんの歯の健康を
守ることですから
診療に集中したいという気持ちは
そのとおりだと思います。
 
しかし一方で、
院長先生であれば
歯科医院の経営者でもあるのです。
 
ですから歯科医院の経営を
うまく行うためにも、
スタッフ教育もまた必要な
仕事だと考えています。
 
診療に集中したいのなら
勤務医でもいいのですから…
 
 
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なぜ、スタッフ教育が
必要なのか?
 
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売り手市場だし、
どうせ辞めるのだから…
 
という気持ちもわかります。
 
しかしその「どうせ…」という気持ちは
スタッフに伝わってしまうものですし、
すると患者さんにも良くない空気が
伝わってしまうものです。
 
結果、経営状況がどうなるかは
火を見るよりも明らかだと思います。
 
患者さんの歯の健康を守ることが
歯科医院の存在理由である以上、
そのための環境を整えることは
院長先生の責務です。
 
ですからスタッフの教育は
院長先生の仕事として
認識しておくことが必要だと
私は考えています。
 
 
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スタッフ教育マニュアルを
つくる意味
 
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しかし、スタッフが5名程度なら
院長先生自ら教育をすることも
できるかもしれませんが、
 
スタッフが増えてくると
手が回らなくなることも
理解しておく必要があります。
 
そこで用意しておきたいものは
スタッフ教育マニュアルです。
 
患者さんから
 
「あの歯科衛生士さんのほうが
 いいのだけれども…」
 
というクレームが来ないよう、
スタッフのレベルを一定以上に
しておくことは必要です。
 
スタッフの人数が増えても
レベルを一定以上に保つには
 
院長先生が常時そこにいなくても
スタッフ教育をすることができる
環境の整備が求められます。
 
そのためのマニュアル作成、
ということです。
 
 
院長先生だけでつくるのではなく
一定以上の経験のあるスタッフにも
マニュアルづくりに参加してもらうと、
新人教育を院長先生の代わりに
行ってくれるなど、利点は多いです。
 
患者さんのためにも、
歯科医院の経営のためにも
スタッフ教育とマニュアルづくりに
力を入れてみてください。
 
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.
 
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4日間アドバンスコースステージ2は
「スタッフ教育の極意」
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スタッフ教育で一番、誰を教育するのが
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伊藤武秀先生と一緒に講演をします。
 
テーマは「お金」論です。
 
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