報酬は金額ではない?

報酬は金額ではない?

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
寒い毎日が続き、風邪など流行ってますが
お元気に過ごされていらっしゃいますか。
 
 
さて、スタッフの採用や定着に
頭を悩ませている院長先生に
お伝えしたいことがあります。
 
それは、
 
「報酬では幸福度は高まらないのか?」
 
というお話です。
 
 
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年収だと幸福度はどうなる?
 
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まずは年収のお話から。
 
作家の橘玲さんは
 
「年収800万円を超えると
 幸福度は上昇しなくなる」
 
と話されています。
 
これは日本でもアメリカでも
ほとんど変わりはないそうです。
 
世帯年収にすると1,500万円までは
幸福度は上昇することが
わかっているのです。
 
つまり、1500万円以上になると
幸福度は一定になります。
 
なぜなら
お金の心配をすることが
ほとんどなくなるからです。
 
 
年収が少ない場合、
幸福度が引き下げられる原因として
 
毎月の固定費や変動費を
どう支払うのかを常に
考えなければならないことです。
 
 
スタッフの年齢にもよりますが
お金の心配をする必要がない年収を
歯科医院で支給できれば
 
彼らの幸福度はほぼ上限となり
働くことに満足できると思います。
 
 
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インセンティブなどの
報酬はどうか?
 
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例えば、
 
「中断患者を呼び戻したら
 ボーナスを支給します」
 
こんな施策を行うと
幸福度は高まるでしょうか?
 
行動するきっかけになっても
長続きしないと思います。
 
なぜなら、外的モチベーションは
意思力を必要とするからです。
 
新年に掲げた目標が
3日坊主で終わりやすいのは
 
意思力を必要とするからだと
言われ、長続きしないからです。
 
 
幸福の定義にもよりますが
私は夢中になれている瞬間に
幸せを感じます。
 
だからこそ幸福は
内的なモチベーションで
高まるものだと考えています。
 
そして内的モチベーションは
好きだからやっていて
意思力をそれほど必要としない。
 
なので長続きしやすいのです。
 
 
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内的モチベーションが
ある歯科医院かどうか
 
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年収も大事ですし
インセンティブなどの報酬も
ときには大事だと思います。
 
しかし歯科医院の経営を考えたら
スタッフの内的モチベーションが
 
満たされる職場であるかどうか
の方が大事だと考えています。
 
歯科医院の理念にふさわしい
スタッフを採用できるかどうか。
 
ふさわしいスタッフなら
内的モチベーションで動くので
定着率も高まります。
 
採用や定着率改善の
参考になれば幸いです。
 
 
今日も最後までご覧くださり
ありがとうございました。
  
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
 
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