待合室で患者教育を行う方法

待合室で患者教育を行う方法

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
今日は待合室の話しをしたいと思います。
 
 
待合室は、患者さんが過ごす場所。
 
どんなに効率よく患者さんの予約を
コントロールしているつもりでも、
 
ときどきは患者さんを予定より
長くお待たせしてしまうことは
けっこうあるでしょう。
 
というわけで、待合室は
とにかく患者さんに気分良く
お過ごし頂かないといけません。
 
過ごしやすい温度を設定したり、
アロマや空気清浄機を使ったり、
フカフカのソファを置いたり、
素敵な絵画を壁にかけたり、
観葉植物を配置したり・・・と
 
いろいろな気遣いが行われています。
 
また、大型の液晶テレビを置いたり
デジタルサイネージを置いたりして、
退屈しのぎをして頂くことも可能です。
 
そのほか、雑誌やムックを置いたり
歯科関係の参考書籍を置いたり
することもできるでしょう。
 
(コロナでなくしている歯科医院も
 あると思いますが)
 
今回は、
歯科関係の本を置いたり、
映像を提供したり・・・
 
といったケースについて
語らせて下さい。
 
 
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待合室で患者教育を行えるアイテム
 
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■1.紙媒体
 
歯科関係の本を並べるという方法は
昔から行われてきました。
 
とはいっても、専門的すぎる本を置いても
なかなか一般の患者さんに
深く理解して頂くのは
無理がありますし、
 
どんな内容の書籍を選ぶべきなのか? 
これは簡単には判断できないのですが
 
このほか、医院のパンフレットといった
紙媒体の資料を置くこともできますし
自院が取材を受けたときは
その雑誌等を置いておくことも
できるでしょう。
 
また毎月発行する歯科医院の院内新聞は
とても効果的です。
患者さんの喜ぶコンテンツを書きましょう。
 
紙媒体のポイントは、QRコードで
アナログに飛ばすことですね。
 
 
■2.デジタル関係
 
TVを置いておくなら、つけておけば
その時間にやっている番組を
ご視聴頂けます。
 
これはとても簡単ですし
よく行われていますが、
患者さんの好き嫌いもあります。
 
歯科に関する映像を見せたいなら、
何らかのDVD等を放映する、
という手があるでしょう。
 
これは通常のTVでもできますし
最近人気が上がっている
デジタルサイネージでも可能です。
 
デントランスでも説明動画を
制作して、流すことを勧めています。
 
また、iPadのような
タブレット端末を使う
という手もあります。
 
歯科関係の情報をわかりやすく
素人の患者さんにお伝えする
iPadのサービスを提供してくれる事業者は
何年も前から登場しています。
 
 
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さまざまな手段、
さまざまな選択肢がありますが・・
 
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いい機会です。
コスト面や管理面といったポイントで
比較してみましょう。
 
 
1.コスト面
 
紙媒体の場合は、例外はいろいろと
出てくるでしょうが
総じて、そんなにコストがかからない
と思われます。
 
実際にチャレンジするのは
そんなに難しいことではないでしょう。
低コストで試せるのですから。
 
もちろん雑誌の場合は、定期購読するなら
コストがかさみますし
医院で作成した印刷物を置くのなら、
刷れば刷るほどコストがかかりますが
極端な負担にはならないでしょう。
 
ではデジタルな手段の場合は
どうなるでしょうか? 
 
少なくとも初期費用は
比較的高めになるといえます。
デジタルサイネージや大型TVは、
初めて買うならまとまった金額を
要求されます。
 
また、iPadのようなサービスは
安くても数万円はするでしょう。
 
ちなみに、院内のWiFiを患者さんに
開放するのは良いアイデアですね。
 
 
また、院内だけで使用していると
高くつきますので、紙媒体であれ、
デジタル媒体であれ、患者さんの
携帯に送ってしまうことや、
地域の患者さんにも提供しましょう。
 
そうすれば、コストは落とせますね。
 
 
2.管理面
 
紙媒体は、破けたり汚れたりと
すぐに劣化するのが大きな弱点でしょう。
 
ただ、安いので更新が可能です。
 
デジタルな手段を選ぶにしても
破損は避けないといけませんが、
 
デジタルサイネージや大型TVの場合は
そのリスクは少ないでしょう。
 
ただタブレットの場合は、
歯科医院で扱うとなぜか、
こわれやすいと思います。
 
また、最新の機種でも
すぐに古い機種になることは
忘れないようにしないといけません。
 
古いiPad等は、OSが更新されると
動かなくなることもしばしば。
 
 
3.情報の鮮度面
 
紙媒体の場合は、掲載する情報は
どんどん古びていきます。
 
したがって、一定の時間が過ぎたら
取り替えていく必要が発生します。
 
デジタル技術を用いる場合は、
中身のコンテンツを
取り換えるだけでよいと思われます。
 
DVD等を流すなら、
新品を取り換えるなら、
安いとは言えないかもしれません。
 
また、オリジナルの映像をつくるなら
コストは無視できません。
 
iPadの場合は、提供元の業者との
相談になると思われます。
 
安上がりで済むか、高くつくかは
ケースバイケースでしょう。
 
サブスクリプション型が良いのかどうか
よく検討してからになりますね。
 
 
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まだほかにも、探せばいろいろな
手段・選択肢が出てくると思われます
 
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今回は待合室で、歯科診療をテーマにした
コンテンツを配置する場合に
考えられる選択肢を並べて
比較してみました。
 
とはいえ、ここでは取り上げていない
選択肢もありますし
待合室でも患者教育をすることが
可能です。
 
是非、実行に移して下さい。
 
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.
 
待合室以外にも、
来院前に患者教育をする方法もあります。
 
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