入れ歯治療
平均年齢が長くなっている昨今、入れ歯(義歯)の役割はとてつもなく高まっています。
もちろん、年齢以外の原因でも歯を失うことはありますし、歯を補う方法が確立されていることは健康に生活していく上でとても大切なことです。そして、保険の範囲でも可能な対処法として入れ歯、義歯はとても頼りがいがある方法といえるでしょう。当院でも●●●●の方々のために、随時入れ歯の作成や調整のご依頼に応じております。
入れ歯の特色とは
歯が抜けたり欠けたりすることは、加齢によって引き起こされるだけではありません。虫歯や歯周病、そして事故等によっても発生します。なくなった歯をそのままにしておくことは食事や発声がうまくいかなくなる原因になり、人工の歯を用いることが望ましいでしょう。その中で、いちばん歴史があってよく知られているのが「義歯(いわゆる「入れ歯」)」を使う方法です。
ブリッジやインプラントも有名になりましたが、入れ歯は歴史が長く、研究結果も豊富です。最近ではさまざまな種類が流通しており、患者様お一人おひとりの状況に合わせてお選びいただけるようになっています。ブリッジやインプラントと比べると、汎用性が高い方法だといえます。
入れ歯は快適に使えるものです!
入れ歯にまつわるイメージに「合わない」「目立つ」というマイナスイメージがふたつ、含まれているのではないでしょうか。
しかし最近の入れ歯は格段に進歩しています。
患者様のお一人おひとりのご要望にぴったりと合わせることも不可能ではありません。
当院でも、すでに●●の多くの方々にさまざまな入れ歯を作成、あるいは調整させていただいております。
入れ歯に関するご相談は、遠慮なさらずに打ち明けていただければと存じます。
入れ歯が合わない場合
入れ歯は種類が多彩になっただけではなく、調整方法も多彩になっています。ひと昔前まで、「入れ歯は合わないこともザラにある」という常識もありましたが、当院にお任せいただければ専門の歯科技工士と協力してじゅうぶんな調整を行わせていただきます。
わない入れ歯を無理して使っていると、あごの骨が徐々にすり減っていくことになります。そうなるとさらに入れ歯は合わなくなり、悪循環に陥ってしまいます。少しでも違和感がある場合は我慢なさらずにお申し出ください。
目立つ入れ歯を使いたくない場合
入れ歯に対する否定的なイメージに「目立ってしまう」「口を大きく開けたときにバネが見えてしまうと恥ずかしい」といったものがあります。
そうしたデメリットがあるために入れ歯づくりに踏み出せなかった方のために、今では入れ歯であることがほぼわからない種類が登場しています。
ご希望があれば、何なりとお申し出ください。
現在、人気のある入れ歯
よくオーダーを受けることが多い種類を、ひとつずつご紹介します。
ノンスクラブ義歯
金属のバネがついていない義歯です。
その代わりに歯茎の色とそっくりな樹脂を使っているため、口を開いてもほとんど見分けがつきません。
バルプラスト
ナイロンに近い素材を使っており、歯茎にぴったりと密着します。
突然とれてしまうといった心配はいりません。柔らかい素材を使っており、歯茎や周囲の歯を傷つけるリスクとも無縁です。
エステショット
硬めで、耐久性に優れた材料が使われている点が特徴です。
長期間にわたって安定した使い心地を味わえる点が最大のメリットです。
磁性アタッチメント義歯(マグネット義歯)
金属のバネではなく、磁石を利用して入れ歯を固定させます。突然外れてしまう心配からも美観を損なう心配からも、同時に解放されます。
特に、磁石を使っているためいつまでも機能が止まりません(取り換える必要がありません)。楽々と食事を楽しんでいただけるいっぽうで、取り外したいときは簡単に動かせます。
MDIミニインプラント(mini direct implant)
インプラントの技術を応用した画期的な義歯です。入れ歯を安定させるために、非常に細いインプラントを歯茎に埋入する方法です。
通常のインプラントとは異なり、歯茎を切開する必要はありません。
そのため苦痛はありませんし体力の衰えている方でも何の問題もなくお受けいただけます。時間もあまり必要ではありません。
バネがありませんから見た目の問題も起きず、食事の際の安定感も申し分ない方法です。
チタン・コバルトクロム・白金素材etc.
これらの材料を使っていると、非常に薄いのに頑丈な入れ歯をつくることができます。
薄いため「入れ歯が合わない」、「使いづらい」といった悩みはだいぶ解消できます。
このほか、飲食物の暖かさ等を感じ取りやすいといったメリットもあります。
オーダーメイドの、「ぴったりマッチする入れ歯」
お一人おひとりのお口に合致する入れ歯を提供するために、主に以下のような点に気を配っております。
個人トレーの利用
入れ歯の作成では、まず患者様のお口の「型」をとらないといけません。この「型取り」の段階で、何か手違いでもあれば、出来上がった入れ歯にも必ず欠陥がどこかに生じてしまうはずです。そのような事態を防ぐために、当院では患者様の日常の、さまざまな口の動きも含めて、型取りを行っております。
食事や会話をはじめ、口は活発に動いて当たり前。その点を含めて型をつくるため、当院では個人トレーを利用しています。こうして、どんな動きをしてもずれが生じない入れ歯が出来上がるように取り計らっております。
印象材
お口の型取りで用いる材料を「印象材」と呼びます。
個人トレーに乗せて使いますが、当院ではさまざまな種類を随時組み合わせて使います。
お口の状態は人それぞれ違いますし、その都度最適な種類を選んで型取りを行っております。
噛み合わせ調整
噛み合わせがよくないと、入れ歯だけでなく周囲の歯にも負担をかけることになります。
バランスのとれた噛み合わせを実現するため、当院では咬合器という機材を採用しております。
この機材を使うと、患者様の肉体の中心を基点にして、バランスが崩れていないかどうかを確認できるのです。
以下の図の場合は、左右のバランスが崩れています。
この状態から、バランスが水平になるように調整することが必要になります。
入れ歯作成を考えているのであれば、まずはご相談にいらしてください。
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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9:00〜13:00 |
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14:00〜19:00 |
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