こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日は、大阪府吹田市の新規開業の先生の
お試しコンサルティングに行きます。
新規からコンサルタントから意見を聞き、
経営を進めようという姿勢が素晴らしいです
最近、開業される先生は
しっかりと考えられている先生が多いように
感じます。
大學時代に
「歯科は厳しい」と言われてきたので
経営を考えられている先生が多いです。
既に開業して長い先生も
若い先生に負けずに、
常に先行者であり続けて下さい。
では、本題です。
少し前の情報ですが、未だに
聞かれるトピックスなので、
本日は、「Googleマイビジネス」に
ついて書きますね。
去年の医療広告ガイドライン改定により
いわゆる広告(有料)では
次のようなものは
記載できなくなりました。
・患者さんの体験談
・術前・術後の写真(条件あり)
・虚偽表現
・比較優良表現(例:地域で一番)
・誇張・誇大表現(例:満足度98%)
虚偽表現や誇張・誇大表現は別にしても
患者さんに正しい判断をしてもらうために
必要な情報までもが掲載できなくなるのは
問題だと思います。
しかし、そうは言っても規則なので
守らなければいけません。
このため、従来は
「地域名+歯科」で検索したときに
最上位に表示されていた広告が
軒並み、表示されなくなっています。
広告表示されているページも
医院名や場所、施術内容などの
一般的な内容だけになっており
ホームページへのリンクもありません。
このため、広告の効果が減っているようです。
これまで広告を出していなかった医院では
影響を受けなかったかもしれませんが
その影響で
ある方法が効果が出ています。
それは「Googleマイビジネス」です。
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「Googleマイビジネス」とは?
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「Googleマイビジネス」とは
Googleが無料で提供する
情報を掲載できるサービスです。
「地域名+歯科」で検索したときに
マップの横に出てくる医院情報
がこれに当たります。
医院住所(マップ)・営業時間・電話番号
ホームページへのリンクやサービスの写真
建物の外観や内観写真・予約受付フォーム
などを表示できます。
この「Googleマイビジネス」は
検索結果ページで、広告に次ぐ2番目の
位置に地図と同時に掲載されます。
自然検索結果よりも上に出てきます。
広告ガイドライン改定により
広告が全く掲載されていない場合もあり
その時には、「Googleマイビジネス」が
一番上に表示されます。
こんな目立つところに、しかも無料で
情報を掲載できるのですから
活用しない手はないです。
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「Googleマイビジネス」の使い方
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「Googleマイビジネス」には、
自医院のあらゆる情報が入れられ
公開することができます。
写真に至っては
枚数無制限で公開できます。
歯科医院の場合、
写真では施術内容を示しにくいのですが
そこは工夫次第です。
例えば、施術内容を説明した
パンフの1ページを撮影して掲載したり
ホームページに掲載している
治療後のアフター写真を掲載すれば
どんな施術をやっているか?の概要を
知らせることができます。
もちろん、
ホームページ制作で重要とお伝えしている
院内の雰囲気や先生・スタッフの写真も
掲載できます。
そのような情報をたくさん掲載して
検索してきた患者さんに
興味を持ってもらって
自医院のホームページを見てもらいます。
そうすることで、実質無料で
ネット集患できることになります。
しかも、「Googleマイビジネス」に
表示される順番は、基本的には
検索地名からの距離で左右されますが
もう一つの要素として
「情報量」があります。
つまり、積極的に
情報公開している医院の方が
目立つ場所に表示されやすくなります。
すでにホームページを持っていれば
流用できる写真もあるでしょうし
医院の外観や内観の写真もたくさん撮って
掲載するだけで上位表示ができます。
このように、無料で
これまでの情報の資産を有効に活用でき
検索上位表示ができることから
「Googleマイビジネス」が
注目されています。
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一応、注意も必要です
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「Googleマイビジネス」は
「無料」なので、基本的には
定義上は「広告」には該当しません。
今年の年始では
「Googleマイビジネス」は
審査されていないと確認しました。
そうは言っても、他の法律や規則と同じく
解釈によっては「クロ」と
判断されることがあるため
保証の限りではありません。
このため、リンク先のホームページは
可能な範囲でガイドラインに沿ったものに
しておくのが良いでしょう。
ただ、現時点で注意が来ていなければ
大丈夫でしょうし、よほど悪質でない限り
最初は注意が来るだけです。
ただ、その時になって慌てないように
日頃から情報に注意しておき
できる限りの対策をしておくことを
お勧めします。
それでも「Googleマイビジネス」は
自医院を知ってもらうのに
有用なツールですので
ぜひ、活用して頂きたいと思います。
今は、ビフォー・アフターの例や
患者さんの声を掲載するのも
可能のようです。
(保証するものではありませんが)
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志