こんにちは、黒飛です。
私たちは日頃
実に多くの会話をしています。
朝の挨拶に始まり、家族のこと
世の中の出来事のこと
仕事のことなどです。
そして、これらの会話は
人間関係を良くするために
必要不可欠なものです。
ですが、一方で、この会話によって
相手と喧嘩になったり
相手を不愉快にさせたりしていることも事実です。
スタッフとの会話で注意すべきこと
何気ない日常会話は別にしても
仕事でスタッフと会話するときに
注意すべきことがあります。
それは、
「感情に任せて発言しないこと」です。
仕事をしていると
ついイライラしたりして
感情的になることは理解できます。
ですが、感情に任せて発言してしまうと
「何が正しいか?」についてスタッフを
説得しようとしまいがちになります。
ひどいときには、「自分が正しい」
という事を証明するために議論して
しまったりすることもあります。
そうすると、当然、
「あなたは間違っていて、私は正しい。」
という対立構造になってしまいます。
その結果、
・スタッフのやる気を下げてしまったり
・スタッフの自信を喪失させたり
・スタッフとの人間関係を壊したり
といった本来望んでいなかった結果に
なることも少なくありません。
私たちは誰でも
子どもの頃、親に叱られて
やる気を失った経験があると思います。
ですから、頭では
感情に任せて発言するとロクなことはない
ということを理解しているはずです。
話す前に目的を考える習慣を
ついつい感情的に反応するのは
ある意味自然なことですから
意識して習慣化しないといけません。
まずは、会話において
相手の発言に対して即座に
感情的な反応をしないことです。
一旦、スタッフの言うことを
理解するよう努めます。
その上で、会話の目的に
立ち戻ってください。
この会話によって、
・相手に自信を持たせたいのか?
・相手にやる気を起こさせたいのか?
・人間関係をよりよくしたいのか?
を考えます。
その目的のためには、
・どんな表情で
・どんな声のトーンで
・何を言ったらいいのか?
ということを
相手の性格、好みを考えて、
考えうるベストの選択をします。
そうすることで、ついつい感情的な言葉で
人間関係を壊したり、
スタッフの心を傷つけることなく
よりよい人間関係を築いたり、
スタッフの成長と成功をサポートすることも
できるようになります。
重要な会話にこそ、十分な時間を
当然、会話の途中で考え事をするためには
会話に「間」ができます。
この「間」を嫌う人もいますが
実は、この「間」をとることによって
先生がスタッフと真剣に向き合っていることが
スタッフに伝わります。
スタッフも、自分の発言を
再考する機会にもなります。
そうは言っても、何分間も考え込まれては、
逆に心配になってしまいます。
そこで重要なのは、
「話す前」にその会話の
目的を考えてから話すということです。
「全てにおいて目的をもって始める」
この原則を意識しながら行動することが
本当に重要です。
スタッフとの人間関係が良好になれば
スタッフ・マネジメントで
悩むこともなくなります。
たかが会話、されど会話です。
今年も先生方の気付きになるような
情報を発信していければと思います。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。