スタッフに夢を与えるのは誰?@歯科

スタッフに夢を与えるのは誰?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
歯科医師やスタッフに限らず
どんな仕事や職場にも
「これぞ天職」というオーラを
発散しながら仕事をしている人がいます。
 
そういう人を見かけると
凄く気分がよくなると同時に
自分も同じように頑張らねば、と思います。
 
先生の医院にも
そういう人が何人か
おられるのではないでしょうか?
 
 
==================
 
レンガ職人の話を知っていますか?
 
==================
 
 
たぶん、どこかで
耳にされたことがあると思いますが
こんな話です。
 
 
旅人がある街を歩いていると、
レンガを積んでいる職人が3人
いるのを見かけました。
 
旅人が最初の職人に
「何をしているのか?」と尋ねると
 
「見ればわかるだろう。
 レンガを積んでいるんだよ。」
 
と、ぶっきらぼうに答えました。
 
 
2人目の職人は
 
「レンガを積んで壁を作っているんだよ」
 
と答えました。
 
 
3人目の職人は
 
「レンガを積んで
 お城の壁を造っているんだ。
 
 王様を守るための
 大事な壁を造っているんだよ。」
 
と答えました。
 
 
このように見た目は同じ仕事をしていても
それぞれの仕事に対する目的や意味合いが
全く違っています。
 
それは、そのまま
仕事の成果に大きく影響するでしょう。
 
 
=================
 
先生のスタッフの仕事の目的は?
 
=================
 
 
先生は普段、スタッフに対して
仕事の目的などを聞いて回ることはないでしょうが
何となく雰囲気でわかりますよね?
 
「患者様の幸せに貢献するため」
「職場の仲間が楽しく働けるようになるため」
 
など、色々あるでしょうが
 
中には、何のために働いているのか
理解に苦しむスタッフもいるかもしれません。
 
そんなスタッフを見るたびに
「医院のビジョンは明確にしているのに
 どうしてわかってくれないのだろう?」と
不思議に思うのではないでしょうか。
 
面談の時やミーティングの時には
ビジョンを理解してやる気を出しているのに
すぐに元に戻ってしまう、、、
 
そう思われているのではないでしょうか
 
実は、スタッフのモチベーションが
続かないのには理由があります。
 
 
=====================
 
人は、自分を過小評価する傾向があります
 
=====================
 
 
ですから、一時期は「患者さんのため」
「仲間のため」と思っても
 
「自分には、所詮、そんな大そうなことは
 できやしないんだ。結局、掛け声だけなんだ」
 
と思ってモチベーションが低下してしまうのです。
 
そして、仕事も同じように、
過小評価する傾向にあります。
 
「こんなことをしても
 所詮、何の役にもたたないんだ、、、」
 
と思ってくるのです。
 
このため、特にモチベーションの低下した
スタッフには、頻繁なケアが必要になります。
 
基本セットの滅菌作業一つにしても、
作業レベルのしごとではなく、
患者様の幸せや社会貢献につながっていることを
イメージさせる必要があります。
 
歯科助手という仕事が、いかに社会貢献でき
素晴らしい仕事であるか
 
基本セットを滅菌することで
どれだけの患者さんの笑顔と健康を守っているか
 
目の前にある小さいな作業の、
その先にある大きなビジョンを
ぜひ頻繁に伝えてあげてください。
 
 
====================
 
ビジョンの達成はスタッフ一人一人から
 
====================
 
 
一人のスタッフの態度が変われば
医院全体の雰囲気が少し変わります。
 
そして、また一人変われば
ますます先生の理想の医院に近づきます。
 
それでなくても忙しい毎日の中
スタッフのケアは大変ですが
それも先生のビジョンを達成するため
すべてのスタッフと患者様の幸せのためです。
 
 
スタッフのケアは、
先生にとって目の前にある小さな作業である
かも知れません。
 
でもそれが
先生の大きなビジョンにつながっていると
先生自身もイメージして下さいね。
 
 
めげずに頑張って行こうではありませんか!
 
 
黒飛も毎日のブログを書くことが
歯科業界を良くするという大きなビジョンに
つながっているといつでも考えています。
 
だから5年間も継続できるのです。
 
 
スタッフに大きな夢を与えてください。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
歯科医師 
黒飛一志