こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
日本国内全体の歯科医院で、
等しく話題として共通するのが
「人材難」でしょう。
この問題には
おびただしい要素が絡んでいますが、
歯科医院は女性中心の職場であるので
さらにキツいですね。
私、黒飛は女性ではありませんので、
女性の気持ちや立場を
じゅうぶんに理解しているとは
申せないのですが、
今日は
女性の多い歯科という職場環境で、
必然的に出てくる問題を
ひとつ取り上げてみたいと思いました。
==============
女性スタッフたちをめぐる
離職の真の原因とは
==============
・勤務医
・歯科衛生士
・歯科助手
・受付・事務担当
・トリートメントコーディネーター
・院内歯科技工士
・院長秘書
・事務長
……etc.
歯科医院でよく出てくるのは
このような職種だと思いますが
歯科技工士や事務長は男性のほうが多いですよね。
そして、全国の歯科医院を見ると
衛生士や助手がよく離職しています。
というわけで、
現在の先生にとって大事なことは?
・離職率をダウンさせる方法を
考えて、実践する
・離職した元経験者を、
復職してくれるように働きかけること
以上の2点が大切でしょう。
さて、女性スタッフが
よく離職する理由を
よく振り返ってみると?
「結婚」「夫の転勤」
といった事情はあるでしょうが
「出産」も大きな事情でしょう。
このようなことを改めて
指摘する必要はないでしょうし、
「産休」や「育休」といった制度だって、
時間をかけて整備されてきたわけです。
ただ、それだけでは
不充分かもしれません。
================
仕事する女性にとって、
2人以上の出産はハードルが高い!?
================
これは歯科だけの問題
ではないかと思います。
いわゆる企業社会でも
当てはまる問題かもしれませんが。
女性が仕事を続けるにあたって
「2人目を産むタイミング」は
「最初の子供を産むタイミング」を
超えるハードルとなることが多いようです。
結果、
「2人目(3人目~)の子作りを見合わせる」
あるいは
「2人目ができたら、本格的に仕事を離れる」
といった傾向が
できているかもしれません。
この傾向の背景には、
何があるでしょうか?
・時間的な問題(育児の問題)
子供が1人でもたいへんなのに、
もう1人となると・・・?
確かにたいへんです。
また、地域によって変わりますが
やはり子供を預けられる
場所の問題も無視できません。
託児所や保育所等を作る歯科医院も
ありますが、一般の歯科医院では
到底難しいので、
勤務体制をできるだけ柔軟に変えてあげたりと
各スタッフと話し合ってできることは
いろいろと見つかる可能性があります
・コストの問題
これは各世帯の問題で、
院長に直接関係ないかもしれませんが・・・
やはり、2人以上育てる余裕がない
という家庭は多いはず。
だからと言って、簡単に給与等を
アップはできないでしょうが、
せめて福利厚生等を保証するくらいなら
できるでしょうか。
・気遣いの問題
1回産休や育休をとって
迷惑を職場にかけたので、
もう1回休んでしまうと申し訳ない・・・
といった心境になることは
多くの衛生士が感じているようです。
================
女性スタッフが2人以上の子どもを
持つことを応援する歯科医院づくり
================
少子化が深刻化している以上、
歯科医院の女性スタッフにも
なるべく気兼ねせずに、
子供を多く産んで頂きたいところ。
そのような環境を
なるべくおぜん立てしてあげたほうが
社会貢献にもなりますし
医院の評判がよくなります。
それがうまくいけば、
離職率を減らすことに
成功できるでしょうし
欠員が出たときにスムーズな
補充もできると思われます。
と、本日は、
女性を応援できる歯科医院について
書きましたが
やはり衛生士採用問題はなかなか
皆さんの頭の痛いところ・・・
この問題を解決できる
オンラインセミナーを明日、開催します。
無料オンラインセミナー
「歯科衛生士 採用の極意 2021」
9月14日(火) 20:00~22:00
↓↓↓↓↓↓
https://dentrance.jp/seminar.html
今すぐ、登録してください!
先生は女性の応援できる歯科医院になり
生涯、衛生士、歯科助手採用に困らない
歯科医院となって下さい。
デントランス 歯科医師
黒飛一志