こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
今日は月曜日ですね。
今週も良い1週間だったと言えるように
しっかりと診療、経営を
指定ければと思います。
さて、
現在は、子供でも高齢者でも、
携帯電話は「一人一台」が常識です。
患者さんも当然、
携帯電話を持参して来院します。
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医療機関の待合室でも、いまや
「スマホをいじっている患者さん」
でいっぱいになりました
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どこの医療機関でも、待合室の風景は
「スマートフォンを操作している
患者さんの姿が、大半を占めている」、
それが普通ではないでしょうか。
少し前まで、医療機関で携帯電話を
使うことはよく問題扱いされてきました。
医療機関といえばご高齢の方が多いですし
持病を抱えている方も多いです。
ペースメーカーのような、電波から
悪影響を受ける装置を使用中の方が
少なくありません。
このため、
「院内での携帯電話の使用を禁止します」
といったルールを設けていた大病院は
たくさんありました。
幸い、最近は医療機器が進化したため、
そこまで厳しい態度をとる病院は
減っているようです。
では歯科医院の場合はどうでしょうか?
待合室では、完全に使用を
禁じるわけにはいかないでしょう。
ただし、メールやネットといった範疇に
収めて頂くのが妥当です。
そして室内での通話は、
やはり控えて頂くのが妥当でしょう。
大事な用件で通話がかかってきたときは、
いったん室外に出て頂くようにすれば
おそらく問題はほとんど起こらないはずです。
※もちろん、ゲームやネット等で大音量が
漏れる事態になることは
避けて頂くように、患者さん全員に
ご理解頂く必要がありますが。
しかし携帯電話の仕様が
もっと問題となる部屋があります。
すなわち診療室です。
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診療室で携帯電話が鳴ったとき、
院長としてどのような
態度を取るべきか?
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これは、医院によって
大きく異なるかもしれません。
「診療室に入ってから電話に出るような
患者さんは、全然いないですね」
というところもあれば、
「診療がはじまっているのに、
着信来たらすぐに電話に出ようとする
患者さんがけっこういるんです」
というところもあるのだとか。
医院としては、患者さんを
無理に止めることは勇気がいるでしょう。
これについてはベストの解決策は
おそらくありませんが……
以下の2通りの対処法が
考えられるでしょう。
1.「診察中は、携帯電話の使用は禁止」と
はっきりとルール化する
この場合なら、診察室内の出入り口をはじめ
院内の目立つ場所に、
診療中の通話を禁じていることを
明記しておくべきです。
その上で、チェアに
お座り頂く際にスタッフから
「診療中は携帯電話はお控え下さい」と
ひと言かけて、電話に出ることを
認めないのだと理解して頂くと
よいのではないでしょうか。
※「禁止」という言葉を使いたくないなら
「電源をOFFにして下さい」
「マナーモードにして下さい」
といった言い回しにすると無難でしょう。
2.なるべく、患者さんのご都合に合わせる
近隣の患者さんの間で、悪い評判が
生じることを恐れて、診療中の電話を
禁じない医院も多いようです。
この場合なら、いったんエプロンを外して
室内に出て頂いたほうが
よいのではないでしょうか。
お戻りになった際に、
残りの時間が短くなっていることを
お伝えして、その点について
ご納得頂くようにしては
いかがでしょうか?
そのようにして、
「診療中に電話に出てしまうと、
じゅうぶんな診療を受けられなくなる」と
認識して頂くように仕向けては
いかがでしょうか?
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患者さんに強硬な態度はとれなくても、
ある程度マナーやルールは
守って頂きましょう
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現在はどこの医院にも、
「患者さんの満足度を優先しなければ
ならない」という事情があります。
あまり患者さんに対して、
強い態度をとるわけにはいきませんが、
最低限のルールは
守って頂くように、少しずつ
お伝えしていく必要はあるでしょう。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
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