歯科医院でしっかり利益を出すために考え直すこと その2

歯科医院でしっかり利益を出すために考え直すこと その2

こんにちは、黒飛です。

 
今日の大阪は暖かく
とても良い気分の1日です。

 
さて、以前の私の話ですが、

中東のドバイに旅行したときに
ドバイの中心にあります、

バージュ・アル・アラブ
Burj Al Arab
http://www.jumeirah.com/en/hotels-resorts/dubai/burj-al-arab/

という7つ星ホテルの
最上階のバーに飲みに行きました。

周囲に、アジア人は全くいなく
西洋人のセレブと思える人達が
ゆっくりと優雅な時間を過ごしていました。

そこで私もドバイの町並みを見ながら、
優雅な気分で自分や日本の将来を考えていました。

そこでは
ジントニックを頼みました。

価格は25USドル。

つまり、1杯のジントニックが
2500円以上したのです。

おそらく、東京・大阪などにも
そういう場所は少数ですがあると思いますが

普段なら「高い!」と感じるのですが
ドバイの景色とバーのセレブな雰囲気で
全くお金が気にならなかったのですね。

 
もし、この一杯のジントニックが
居酒屋のように380円だったら、、、

逆に売れない
逆に雰囲気を壊す

ですよね?

つまり、ドバイの7つ星ホテルでは
飲み物価格は、安くてはいけない。
高くないといけないのです。

 

ここに価格設定の大事な点があると
気づきました。

歯科医院での自費診療金額の設定にも
通じることがあります。

 

自費診療金額は

患者さんが納得する価格帯である必要がある

 

 
具体的に考えてみましょう。

自費率10%以下の歯科医院で
メタルボンドが12万円であれば
価格設定に問題があるかもしれません。

高所得層のいる地域の歯科医院で
メタルボンドを6万円で提供すれば
あまり患者さんは希望されないでしょう。

 

先日お伝えした自費診療価格の設定法で

料金は、こちらが提示した金額に対して、
患者さんが納得して頂ける金額であれば良い

とお伝えしました。

高かろうが、安かろうが

あなたの歯科医院のターゲット患者さんが
支払いやすい金額でいいわけです。

ということは大事な事は

見込み患者をじっくりと研究する

ということです。

見込み患者さんの多くが、
保険診療を望むのであれば、
自費診療金額が高いと

高い歯科医院だなと思われるかもしれません

しかし、あなたの歯科医院の
見込み患者さんの多くが
費用はかかっても自費診療を望むのであれば

もし自費診療金額が低いと
逆に他の歯科医院に行ってしまうこともあります。

高くてもそれに見合う治療を提供すればいいのです。

つまり、
地域や歯科医院によって
適正な自費診療価格設定が存在するのです。

 
マクドナルドに2000円のバーガーで
出てくればおかしいし

銀座の焼き肉屋で500円の肉があっても
おかしいのです。

 

あなたの歯科医院の見込み患者さんの
希望する治療、金額を再度、考えましょう。

あまり考えたことのない先生は
是非、一度、計算して
自費診療金額を考え直してみてくださいね。