こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
土曜日は、愛知県の先生と三重県の先生が
夕方から心斎橋にお見えになり、
ダンディズムコレクションのサロンで
簡単なコンサルをさせて頂きました。
カッコイイ、イタリアンなジャケットを
ご提案します。
先生も、一度、心斎橋に来て下さい。
歯科医師なりたい職業NO.1プロジェクトでは
カッコイイ歯科医師を量産したいと思っています。
ちなみに、経費化の方法もお伝えします(^^)
http://doctor-no1.com/
さて、本題です。
百貨店やデパートの1階部分には
化粧品売り場があります。
(心斎橋の大丸にもあります)
そこの販売スタッフの事を
「ビューティーコンサルタント」
と呼んでいるそうです。
そして、化粧品最大手の資生堂では、
彼女たちに、ある教育をしています。
それは、お客様に感謝の気持ちを表す
「おもてなし」教育だそうです。
具体的には、笑顔や姿勢、
コスチュームの着こなし、髪型などの
「整容(せいよう)」と
商品の紹介やお金の受け取り方などの
「所作」の指導を行っているそうです。
「整容」や「所作」を通じて
「おもてなしの心」を伝えようとする
取り組みのようです。
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「整容」の検証実験
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私たちは、相手の
身だしなみが乱れていると
「だらしない」「いい加減」
と感じます。
全体が乱れているのは論外です。
ですが、
スカーフの結び目が乱れていたり
ポケットに物が詰め込まれているだけで
相手の視線を集めることが
資生堂の実験結果で
明らかになっています。
具体的な実験内容はわかりませんが
おそらく、ほんのちょっとしたことでも
お客さんが敏感に感じ取るということが
明らかになったのだと思います。
また、同じ実験で
化粧品をお客さんの目の前に出すとき
両手を添える場合と片手で扱う場合の
比較もしています。
この結果は、想像通り
「両手を添える」動作の方が
丁寧さを感じさせたそうです。
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スタッフ教育の大切さ
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これは化粧品販売を生業とする
ビューティーコンサルタントだけに
言えることだとは思えません。
私たち歯科医院も、患者さんに
「おもてなし」の気持ちを持って
接しているはずです。
ですが、私たち歯科医師や
スタッフの「整容」や「所作」が
乱れていたら、その気持ちが
患者さんに伝わらないことになります。
日本では、商売にたずさわる者は
昔から「整容」や「所作」を
徹底的に教育されてきました。
話し方、お辞儀の仕方、
お茶の出し方、ふすまの開け方など
実に細かいことを厳しく教えられました。
その理由は、ほんのちょっとした
「整容」や「所作」の緩みが
評判や売上に影響を及ぼしたからでしょう。
ですから、私たちも
ある程度厳しく「整容」や「所作」に
気をつけなければなりません。
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身近なところから一歩ずつ
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そうは言っても
私たちは学校で、「整容」や「所作」の
教育を受けていないので
具体的な指導はできません。
ですから、一番望ましいのは
その道の専門家の指導を仰ぐことです。
ですが、専門家に頼らなくても
昔ながらの礼儀を正しくすれば
ある程度の合格点はもらえるはずです。
院内の整理整頓を徹底する
きちんとした服装に心がける
いつも笑顔で対応する
などを、お互いに気をつけ合う
職場風土作りも重要です。
また、機材をぞんざいに扱うと患者さんは
「自分もぞんざいに扱われるのでは?」
と感じてしまいます。
ユニフォームの下はどうせ見えないだろう
と思っていても、患者さんは
違和感を感じたりします。
患者さんに
「おもてなし」の心を伝えるためには
それなりの努力が必要ということです。
今日から、先生やスタッフの
「整容」や「所作」に
ほんの少し気を使ってみませんか?
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
P.S.
先生自身は、こぎれいな服装をして頂き、
スタッフのお手本となって下さい。
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