歯科医院でしっかり利益を出すために考え直すこと

歯科医院でしっかり利益を出すために考え直すこと

こんにちは、黒飛です。

歯科医院の経営を考える上で、
検討するべきことはたくさんありますよね。

多くの院長と話したのですが
はやり売上にこだわっています。

歯医者同士の会話って

・ レセプト何枚?
・ 売上はいくら?

とは聞きますが、

決して、

・ 利益いくら?
・ 銀行残高いくら?

と聞く先生がいません。

 
あなたは何のために
歯科医院経営をしているのでしょうか?

利益を残すためですよね。

たくさん売上はあるけど、
その分たくさんスタッフを雇って経費がかかって
大変となることを望んでいないと思います。

大事なことは

 

売上でなく、利益で考える

 
具体的に考えてみましょう。

・利益がしっかりと出る自費治療の在り方

その治療はどんな患者さんにどのように必要ですか?
料金も含めて、患者さんに満足して頂けるものになっていますか?

料金は他院と比較して、どうですか?
単純に他院がこの料金だから、ウチはこのぐらいの料金で!

などという安易な料金設定をしていないですか?

あの歯科医院がメタルボンドを10万円で提供しているから
こっちは95,000円で提供する・・・

これでは、経営者ではありません、、、

料金は、こちらが提示した金額に対して、
患者さんが納得して頂ける金額であれば良いのです。

高かろうが、安かろうが

あなたの歯科医院のターゲット患者さんが
支払いやすい金額でいいわけです。

 
では自費診療料金の設定方法です。

1、周囲の歯科医院の金額調査(ネットで)
2、技工料、材料費
3、関わるスタッフ人件費を明確にする
4、他にかかる経費を明確にする
5、2~4から経費の合計を出す
6、どれくらいの利益を考える

 

例えば、ある歯科医院のメタルボンド

1、周囲をリサーチ 70,000~110,000円
2、技工料、材料費 20,000円
3、歯科医師、アシスタント合計 20,000円
4、他の経費に5,000円
5、経費の合計45,000円

となります。

この場合、25,000円以下の利益なら、
周囲で最安値のメタルボンドを提供することができます。

あなたが利益を50,000円取りたいなら
また、あなたの歯科医院のターゲットがその層なら、
95,000円にしてもいいのです。

 

利益を取る料金設定のポイントは

・ 逆算で計算する
・ リサーチする
・ ターゲット(患者)を考える

です。

 
どれくらい、利益が欲しいのか

周囲のライバル歯科医院はどうなのか

患者さんが求めやすい価格にするのか
あるいは、より高価なものを求める患者を
ターゲットにするのか

 
補足ですが、
患者さんはホームページに自費価格がある
歯科医院の方が好きです。

 
値段の見えない寿司屋さんに
入りにくいのと同じですね。

 

あまり考えたことのない先生は
是非、一度、計算して
自費診療料金を考え直してみてください。