こんにちは、黒飛です。
昔から好きな本があります。
先生もご存知でしょう。
「ハリーポッター」
昨年、USJ内に新しく、
ハリーポッターの世界を再現した空間ができました。
物語に出てきた、
ホグワーツ城や魔法学校の教室が
リアルに再現されているようです。
それだけでなく、
百味ビーンズ、カエルチョコ、バタービール
というような、物語のなかで主人公たちが
食べていたものを食べることもできるようです!!!
(読んだことがない先生の方が
多いでしょうに、すいません)
他にも、アトラクションや
ショップなどがあり大盛況だという話です。
総工費450億円
ハリー・ポッターのテーマパークは
東京ドーム3個分の大きさで、総工費は450億円です。
なかなかに大きな金額です。
ユニバーサルスタジオの経営者は
なぜ450億円もの投資ができるのでしょうか?
勇敢だから?
決断力があるから?
賢いから?
どれも多少はあるでしょうが
私が考える理由は、
「売れるとわかっているから」
です。
元が取れる
少し話がずれますが、
「週刊少年ジャンプ」。
少年たちのバイブルと言える
マンガ雑誌ですね。
各マンガは、何話分か溜まると
単行本として発売されます。
さて、この単行本。
少ないものだと、
初版で刷るのが数千部です。
いちばん多いマンガは「ワンピース」
なんと、初版の部数が400万部を超えています。
「週刊少年ジャンプ」を発行している
集英社はどうやって、その部数を決めているのでしょうか?
実は、毎週売られている
「週刊少年ジャンプ」は
市場調査のツールなのです。
「週刊少年ジャンプ」には、
アンケートがついていて編集部では、
各マンガのランキングが競われています。
だから、単行本の販売では
売れ残りが出ないようにしつつも、
利益を最大化する
という、ラインを見極めることができるのです。
集英社さんは、売る前から
「売れると知っている」わけです。
先にお話した、
ユニバーサルスタジオの経営者も同じです。
「週刊少年ジャンプ」よりは
複雑になりますが
ハリー・ポッターの小説、映画の人気や
キャラクターグッズの売れ行きや、クチコミ
など、たくさんの既に出ている結果から
テーマパークへの投資がうまくいくと
ある程度予想して組み立てているのです。
ハリーポッターに関しては、
兆のレベルで返ってくると予想しているようです。
歯科医院も同じです
実は、
歯科医院も同じです。
「いくらかかるから怖い」
ではなく、
「いくらかけていくら戻ってくるか」
に焦点を当てる必要があります。
ここが大きくなる歯科医院と、
なかなか投資ができない歯科医院を
分けていきます。
「PPCに月5万円は高い!」
ではなく、
「PPCに月5万円使って、
患者さんが何人来て、
いくらの点数になるか?」
を考えるのです。
それで元が取れるようであれば、
広告費を入れて行けばいいですし、
元が取れないようであれば、
止めた方がいいのです。
費用対効果 > 費用の絶対値
これを考えた上で、
投資していただければと思います。