こんにちは、黒飛です。
患者さんに定期検診に来てもらう時に
どう勧めていけばいいのか。
定期検診にあまり取組んでいない院長は
ぜひ参考にして下さい。
できるだけ初診の時から定期検診を
受診することの大切さを伝えておく
初診時は一番、歯医者に興味がある時です。
患者さんは痛みや問題、悩みを抱えて
歯医者に来ています。
その悩みの原因を
「口腔ケアや予防をしていなかったから起こる」
「普段の口腔ケアや定期検診が大事」
ということを問題意識の高い初診のときから
すすめる様にする。
そうすることで
今ある痛みや問題を繰り返したくない、と
患者さんに思って頂けるように
伝えることが大事です。
歯医者に興味がある初診時に伝えることが効果的です。
診療ごとに必ず、定期検診の説明をする
治療内容にもよりますが、
治療回数が2回、3回とあるうち、
いつでもいいので
定期検診の説明をするようにして下さい。
長く説明する必要はありません。
簡単な一言でも構いません。
「●●歯科では定期検診をすすめています」と
伝えて、
治療が終わったら改めて
「定期検診に通って下さいね」と伝えて下さい。
定期検診をすることは患者さんにとって
プラスの事なので、
きちんと説明をして下さい。
定期検診を診療のゴールにする
治療して終わり、ではなく
「定期検診にきちんと通ってもらう」という事を
ゴールにする事が大事です。
定期検診に来てくれさえすれば、
「お口の中の心配をしなくて良い」
「小さな虫歯なら、その日で治療が終わるから楽」
イコール
「定期検診にきちんと通おう」
という意識づけを患者さんにしてもらうことを
ゴールとして取り組んでみて下さい。
また、スタッフにも
「患者さんの口腔内の管理が出来る」
という意識を持ってもらうようにして下さい。
患者さん、スタッフの両者に
意識づけしてもらうことが大事です。
担当衛生士制にする
毎回違う衛生士さんに担当してもらっていると、
「前回の衛生士さんと違う歯ブラシ指導をされた」
「痛いのが苦手、ということがきちんと伝わってなかった」
というようなことが起こりがちです。
また、このようなことが続くと
医院への愛着がわきにくくなり、
定期検診自体に来てくれなくなるかもしれません。
きちんと定期検診に来てくれている
患者さんには
「口の中は●●さんに任せていれば安心」
という安心感を与えられるように
担当衛生士制を取り入れて下さい。
ぜひ、参考にしてください。