こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
本日は、
歯科医師の生涯の自由のための
不動産投資術を確立すべく、
不動産会社の若手社長と心斎橋で
ミーティングをしています。
クローズですが、
今週土曜日17:00から
JR東京駅前の不動産投資勉強会で
黒飛が簡単な講師をしますので、
興味ある先生は、こっそりメールください。
info@dentrance.jp
さて、本題です。
現在はすっかり自費診療が、
歯科医療の世界に定着しています。
審美や矯正、インプラント等に
集中した経営を積極的に進めて
成功している医院も増えてきました。
とはいえ、保険診療の範疇を
おろそかにするわけにはいきません。
むし歯や歯周病、そして義歯
(義歯は保険と自費、双方がありますが)
の需要も、まだたくさん残っています。
ところで、この3つの中で
むし歯/う蝕については、
最近は本当に存在感が
薄れているのではないでしょうか。
義歯は、高齢化社会である現在は
依然として需要があります。
歯周病は、予備軍の方を含めると
まだ非常に多くて、
国民的な疾患と呼べそうなくらいです。
もちろんむし歯だってまだ多いのですが……
むし歯については昭和末期に入ってから
かなり減ったという事実があります。
つまり、数十年前まではむし歯になる人が
圧倒的に多かったのでしょう
(近年は、特に子供の間でむし歯が少なく
なっているというデータがあります)
10年前、勤務医時代に行った幼稚園検診での
子どもたちの口腔内の様子と
3年前に行った幼稚園検診での
子どもたちの口腔内の様子は全然違います。
むし歯がなくなり、歯並びの問題が
多いように感じます。
しかし現在では、
患者さんが歯科医院に通う目的として
「むし歯の治療」は高い順位に
ランクインしない可能性が出ています。
もっともむし歯は、年齢層が上がると
需要が見えてくる分野なのかもしれません。
たとえば高齢者世代では、
むし歯で歯を失うケースはいまだに
けっこう目立ちます。
もともと歯が減っている世代にとって、
さらに歯がなくなることは
その後の生活を考えると
かなりのハンデです。
================
というわけで、むし歯に対する再勉強も
ときには必要ではないでしょうか?
================
う蝕については、大学在学中に
さんざん学習した……という先生は
多いでしょう。
歯科医院の院長なのですから、
むし歯のことは
よく学んでいるのが当たり前です。
ここで再チェックしたほうがよいのは、
「最近の患者さんがむし歯の治療、
または予防のために
どんなことを欲しがっているのか?
どんなサービスが喜ばれるのか?」
そのあたりから情報を
仕入れておくことでしょう。
すでに
キシリトールやフッ素の活用については
非常に歯科医療界全体に知れ渡っていますが、
もう少し、むし歯に対する知識を
深めることもおすすめできます。
たとえばキシリトールの配合製品だけが、
むし歯を防ぐために
役立つ食品というわけではありません。
※そもそもキシリトールの
むし歯予防効果については
極端に高いとは言えないはず。
エビデンスについては
まだ不充分な段階です。
それにキシリトールにしても、
人によっては摂りすぎると
思わぬデメリットが
生じる恐れがあります。
そのあたりの(最新の)知識も
歯科医師としてはなるべく
持っていたほうが得策でしょう。
===================
甘味料については
実は最近はかなりの種類が存在します
===================
甘味料には、
むし歯予防以外のメリットも
いろいろと見つかります。
たとえば
・ダイエット等、美容目的での効用
・糖尿病等、糖分摂取に
制限がかかる疾患を発症した場合の効用
……etc.
このような情報も適宜交えて
患者さんに説明できるようになると
あなたの医院の評価が全体的に
上がる可能性が高まることでしょう。
====================
また最近は、
「シュガーレス」「ノンシュガー」
といった商品の需要が安定して高いです
====================
これらの商品の違いや、
むし歯を筆頭とした口腔内のトラブルに
対する影響について
適切に説明できるようになったら、
かなりの患者さんに喜ばれる可能性が
出てくるはずです。
砂糖~糖質は基本的に、現代の食生活から
完全に取り除くことは難しいもの。
そして取り除けるとしても、
本当にやってしまうとどうなるでしょう?
食生活がとても味気ないものに
なってしまうのです。
そこで甘味料のような
その埋め合わせができるアイテムについて
詳しくなっておけば患者さんに
喜んで頂けるきっかけになります。
※前述したようにむし歯対策のほか、
ダイエットや生活習慣病の治療を
する上でも歓迎される知識です。
ということは?
とても汎用性がある情報になるのです。
老弱男女問わずあらゆる層の
患者さんにとって有益な知識を
提供するきっかけとなるわけです。
是非、そういった知識などを
歯科医院のスタッフ全員で共有して
患者さんに伝えて
「患者のデンタルIQの衛生士化」
を図りましょう!
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
P.S.
情報って、知っていると知らないとでは
生活や人生が大きく変わります。
2019年のリッツカールトンのグループコンサルで
先生が知ってるだけで
経営や人生が変わる情報を提供します。
必ず来て下さい。
↓↓↓↓↓↓
http://dtr.jp/skj