海外のケーキ屋さんに学ぶリピート術@歯科

海外のケーキ屋さんに学ぶリピート術@歯科

こんにちは。
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、歯科経営塾です。
 
最近の参加して頂く先生のレベルが高い!
こちらも熱が入ります。
 
今からリッツカールトンに向かいますね。
 
 
さて、本題です。
 
 
もしかしたら先生も
私と同じ症状かもしれませんが・・・
 
 
集患や定期健診への移行、
はたまた自費アップを普段から考えていると
 
どこに行ってもそればかりを
考えるようになります。
 
レストランに行ってメニューを見たら
 
「このワインリスト、
 こう並べれば単価が
 アップするのにな・・・」
 
とか
 
「このポイントカード、
 最初にこうすれば
 来店頻度が上がるのにな・・・」
 
とか。
 
もはや職業病と言ってもいいでしょう。
 
 
そして類は友を呼ぶとはよく言ったもので、
私の知人もこういうタイプが多く、
 
たまに会うとマーケティングの話ばかり。
 
そこで今日は、私と同じ職業病の知人から
聞いたお話を、先生に共有したいと
思います。
 
 
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バンコクのうまいケーキ屋さんの話
 
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その知人は年末年始にタイのバンコクに
行ってきたのですが、
 
普通日本人が観光しないところにも
足を伸ばしてきたようで、
そこで面白いお店に出会ったとのこと。
 
 
そのお店は日本人が経営する
ケーキ屋さんで、
食べてみるとたしかに美味しい。
 
参考までにタイでは普通、
生クリームのケーキは珍しく
 
(暑いからですかね)
 
子どもが好きそうなバタークリームの
カラフルな原色ケーキが普通ですから、
これは売れるだろうな、と思ったそうです。
 
 
実際、店内を観察すると、
客層はタイ人ばかり。
 
タイの人がここまで入るなら、
さぞ儲かっているんじゃないか、
とワクワクしたそうなのですが・・・
 
 
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マーケティングしていない・・・
 
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接客もキチンとできており、
ケーキも料理も美味しい。
 
これならリピートも結構来るんじゃ
ないかな、と思っていたら・・・
 
リピートを誰にも勧められなかった、
とのこと。
 
彼が言うに、バンコクでこの味を
出せる、しかもタイ人客が多いなら、
 
リピートを促すことでもっと売上が
上がるし、
 
紹介を促せばゼッタイに新規の
お客さんも増えるのに・・・
 
と残念がっていました。
 
 
口コミの情報誌やインターネットで
宣伝はしているようですが、
 
リピートを取る工夫はゼロ。
 
これはまさに、「来てくれれば
満足してもらえるのに・・・」と考える
職人さんにありがちな間違いです。
 
 
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腕は良くて当然。お客さんは
マーケティングで呼び込む!
 
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この話を聞くと私の頭にすぐ浮かぶのは
 
「来てくれればわかるのに・・・」
 
と考えている職人思考の方々です。
 
腕が良ければ自然とお客さんは集まる、
そう考えてのことなのでしょうが、
 
残念ながら腕が良くてもお客さんは
集まりませんし、リピートもして
くれません。
 
リピートしたって1回か2回でしょう。
 
腕が良いことはお客さんにしてみれば
当然ですから、
 
これは来店する理由にならない。
 
では、どうやって来店してもらうのか?
 
・ポイントカードであったり
 
・無料プレゼントと引き換えにFacebookに
 登録してもらったり
 
・誕生日に特別クーポンを送ったり
 
・・・こんな風にして、
 
「来店する理由をつくる」ワケです。
 
 
これは、歯科医院を経営する
私たちにとっても大事なことです。
 
 
どうやったら、患者さんが定期健診に
来てくれるか。
 
これと同じですよね。
 
 
ぜひぜひマーケティング思考で、
「自分の医院ならどうするか?」
 
をレストランや買い物に行ったとき、
考えてみてもらえれば、と思います。
 
今日は海外のケーキ屋さんを
反面教師として、
 
リピートする方法を考えてみました。
 
 
それでは、またUPしますね。
 
 
デントランス
黒飛一志
 
 
PS
 
「患者さんが定期健診に移行する」
 
つまり、
 
「中断やキャンセルをしない」
 
 
この極意をセミナーにしています。
 
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先生の歯科医院の中断・キャンセルが
半分にできれば、年間1000万円の
損失を防ぐことができます。
 
是非、一度、足を運んで
中断・キャンセルのない世界を知って下さい。