『勤務医を口説ける院長』

『勤務医を口説ける院長』

img-profile-1

こんにちは、黒飛一志です。

歯科医師は、将来の進路の選択肢が
限られています。

・開業する
・勤務医を続ける
・大学で研究をして教授を目指す
・その他

です。

この中で大部分の歯科医師が、
開業という道を選ぶ現状があります。

というのは、
歯科医師のほとんどは、
独立志向が強く、自分にある程度、
力がつくと独立する傾向があるからです。

(最近は状況も変わりつつありますが・・)

そんな中、優秀な勤務医が
辞めずに定着する歯科医院もあります。

定着する理由としては様々な理由があると思います。

たとえば、給料などの待遇面、教育環境、
人間関係、やりがいなどが考えられます。

実は、それ以外にも
勤務医が定着するポイントがあります。

それは、

院長が勤務医を口説けるか

どうかという点です。

口説くというと男女関係のように
聞こえるかもしれませんが、
院長と勤務医の関係は男女以上の物です。

私のクライアントのある歯科医院では、
優秀な人材が辞めずに
ことごとく定着しています。

なぜ定着率が高いのか?

 

年収を確保してあげているとか
人事権をあたえているとか
色々とありますが、

本質的には、院長がスタッフを
上手に口説いているということです。

その院長は、普段から

「将来、規模を大きくして、県下最大の
歯科医院グループを作りたい。
その実現には君の力が必要だ。」

という会話をよくしているのです。

人間は必要とされたい動物です。

歯科医師だって、自分のことを必要と
されているということがわかれば、
必ずしも独立ではなく定着することも選択します。

全員が開業すべきではない

今は、開業のリスクが大きくなっています。
昔ほど簡単に金融機関は融資してくれないし
保険点数の減少や、患者数の減少も予想されます。

そんな話も混ぜつつ、
大事な人材には、定着してもらうために、
あなたの口説き力を上げて下さい。

開業するための退職する勤務医に限らず、
他の医院に行ってしまう勤務医も同じです。

もし勤務医の定着率が悪いようであれば、
院長の歯科医師に対する口説き方を
変えていくと上手くいくかもしれないですね。

 

株式会社デントランス
歯科医師 黒飛一志