受付や事務の仕事の回転効率を上げる@歯科

受付や事務の仕事の回転効率を上げる@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
昨日のラグビーワールドカップ。
 
日本は3対26で南アフリカに敗れましたが
この5週間、本当に誇りに思える
日本代表の戦いでした。
 
私たちも、常に上を目指し、
頑張っていきたいですね。
 
また、ラグビーで感じたことを
歯科医院経営とともにお送りします。
 
 
本日は、静岡の歯科医院さんで
業務改善のコンサルをしております。
 
本日、月曜日ですが
また明日祝日でお休みですね。
 
あと半日、しっかりと診療していきましょう。
 
 
さて、本題です。
 
 
歯科医院を開業したら、
経営の効率を改善することは
常に脳裏から離れないはずです。
 
歯科は、とにかく
過当競争の時代に入っています。
 
その競争から解放されることは
当分の間、考えられません。
 
下手すると、
今から30年くらい経過しても
まだ競争はひどく
激しいままかもしれません。
 
最悪の場合を想定するなら、
今よりもひどくなっている
恐れもあるでしょうか。
 
特に保険診療を中心に診療されている
歯科医院さんは、患者さんを
とにかく効率よく回転させる
必要があります。
 
 
「回転」という言葉は、
主として一般の店舗経営で
よく使われてきました。
 
回転効率という言葉が
よく出てくるのは、
おそらく飲食店経営においてでしょう。
 
飲食店は、ある意味で
歯科医院よりすさまじい
競争が続いていますから。
 
というわけで、飲食店では
朝から夜まで、1日の営業時間の間に
どんどんお客さんを入れることに
全力投球するようになります
これは、当たり前の結末でしょう。
 
やはり、ランチタイム等になったら、
 
その時間帯に
 
・どれだけ集客できるか、
・どれだけお客さんを
 店内に入れ替えできるか
 
そこがポイントとなるわけです。
 
歯科医院の場合は基本的に予約制ですし、
事情がずいぶんと違います。
 
ただ、同じ時間帯に
集まってきた患者さんは
なるべく効率的に
診療していかないといけません・・・
 
そこがうまくいかないと、
どんどん待合室の患者さんを
待たせる羽目になりますので。
 
さて、以上はどちらかといえば
診察室内の話となります。
 
 
=================
 
では、受付や事務室に関しては? 
 
=================
 
 
受付や事務のスタッフの仕事についても
効率が落ちないようにしたいものですが・・・
 
患者さんからの電話を受けるなど
予約を管理するという意味では
もちろん受付の役割は、
効率アップにおいて重要です。
 
ただ、それくらいしか
回転効率という点で考えることは
少ないかもしれません。
 
ところが最近、
黒飛は受付や事務のスタッフの
作業効率を大きく揺さぶる変化が
起こっているのではないかと
気が付きました。
 
これまでに何度か
消費税のアップについて
書いてまいりました。
 
実際に今年の10月から、
8%から10%への上昇が
実行されています。
 
 
歯科医院の経営者としては、
増税の影響は、支払時にも
感じずにいられないでしょうし
 
歯科の仕事から離れても、
たとえば日常の買い物や支払いを通しても
感じてしまうでしょう・・・
 
たとえば、
あちこちのお店で、増税の結果
金額に端数が発声しているはずです。
 
(今までの8%よりも払いやすくなった
 という声もあります)
 
クレジットカードや
Payマネー、交通系非接触系などで
買い物するときは、
 
そのあたりの変化を
あまり意識しなくてよいでしょう。
 
しかし現金払いしないと
いけない場合は? 
 
1円玉や5円玉が、
9月までより格段に
増えてしまうことになりました。
 
※このあたりは、軽減税率の適用といった
 複雑な事情が絡んでいることは
 言うまでもありません。
 
 実は先日、餃子の王将で、持ち帰りで
 頼んで、途中で店内で食べることにすると
 2%の小銭が返ってきました。
 
 ややこしいですよね。
 
 また、これは歯科医院経営にも
 インパクトがある制度ですが
 この場では割愛させて頂きますね。
 
 
=================
 
消費税が変わって
物販品の会計に影響が出ています
 
=================
 
 
さて、歯科医院の場合、
会計のシステムは
独特の制度で決められています。
 
したがって、
あまり診療内容の会計に関して
院内で決めることはないでしょう。
 
ただ、物販品については
事情が変わります。
 
歯ブラシをはじめとした
オーラルケアグッズを取り扱うなら
消費税アップの影響が出てきます。
 
しかし、この点で準備が足りないと? 
 
1円玉や5円玉といった、
端数が出る金額の商品が多いとなると、
せっかく買って下さる
患者さんが増えたときに
受付が渋滞することになります。
 
小銭をたくさん
用意しなくてはならない・・・となるのも
受付にとってはそこそこの負担でしょう。
 
銀行等ですぐに
補充できるならいいのですが、
そううまくいかないことも
出てくるでしょう。
 
最新の消費税や
軽減税率の制度に合わせて、
端数の出ない金額設定をすること。
 
これが、受付や事務の仕事の
回転効率を上げるために必要だと
思います。
 
診療の回転効率については
別のブログで書きますね。
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.
 
生産性の向上、回転向上の向上などを
追求すると、歯科医院経営は
ものすごくお金が残ります。
 
これは本当です。
 
分かっている先生は、実施されていると
思いますが、知らない先生は本当に
損をしています。
 
是非、損を取り返して下さい。
 
↓↓↓↓↓↓
http://dtr.jp/skj
 
2020年は、リッツカールトン以外でも
開催予定です。