こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
今日は、金曜日ですね。
気温が少し下がり
冷たい風が吹いていますが
先生の地域ではいかがですか?
「予防歯科に力を入れたいのですが
患者さんに重要性をどう伝えたらよいか
悩んでいます・・・」
こんな相談を受けることがあります。
先生はいかがですか?
超高齢化社会が進む日本においては
予防歯科がとても重要だと考えています。
そこで今日の記事は
患者さんに予防歯科の重要性を
伝えるヒントになればと思います。
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「なぜ」から伝える
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予防歯科が大事ですよ
歯の健康を守りましょう。
こう伝えても、
ほとんどの患者さんにとっては
頭に「?」が浮かんでいるものです。
なぜなら人は、
痛みは取り除きたいと考えますが
まだ感じられない痛みを予防しようとは
考えられないのです。
起こるかどうかわからない未来には
動機がない、とも言えます。
そこでまず患者さんに伝えるべき事は
「なぜ予防歯科なのか?」
ということです。
例えば女性の更年期においては
・歯周炎による歯の喪失が多発する
・歯周炎による歯根部分のう蝕が多発する
という事実をデータとともに
伝えることで患者さんの頭には
「?」が「!」に変わります。
なるほど。
だから予防歯科を勧めるのか!
となるわけです。
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対処療法には痛みが伴いやすい
しかし原因除去なら痛みはない
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患者さんの一般的な経験に
「歯科医院は痛いもの」
というものがあります。
治療方法によりけりですが
う蝕の治療で歯科医院を訪れた場合
大なり小なり痛みを感じている
患者さんはとても多いのです。
しかし、予防歯科を受けるべき
「なぜ」が伝わったなら
痛みを避けるために予防歯科で
原因除去をしたほうがいい!
という話も受け入れやすくなるはず。
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費用が気になっているならば
1年間の概算費用を伝えてあげる
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予防歯科のメニューにもよりますが
1年間の概算費用を用意しておき
患者さんに見せてあげることも
オススメです。
その際、う蝕の治療や歯周病の治療で
1年間にどの程度治療費が必要かも用意し
一緒に見てあげるといいでしょう。
「予防歯科は高いのではないか?」
はじめてのことに対しては
患者さんも不安に思うものです。
患者さんの不安や聞きにくいことを
先回りして資料として用意しておくことも
コミュニケーションを円滑にします。
「なぜ」を伝え、
概算費用も伝えることで
患者さんに安心してもらう。
予防歯科に限りませんが
患者さんとのコミュニケーションに
役立てば幸いです。
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
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