こんにちは、
歯科医師の黒飛です。
あなたは、この言葉をご存知ですか?
多くの人は答えようとして話を聴いている
これは、
世界的ベストセラー「7つの習慣」の中で、
スティーヴンコヴィー博士が言っている言葉です。
つまり、ほとんどの人は相手の話を
理解しようとして聴くのではない。
そうではなく、その話に”答えよう”
あるいは“言い返そう”として話を
聴いていると言うことです。
あなたも心当たりはないでしょうか?
スタッフが話をしている時に、頭の中で
「そうか。こう言ってやろう・・・」
というふうに自分が対応する言葉を
探しているような状態です。
スタッフの話を本当に理解して
スタッフがどう感じて、何故、
そういう結論に至ったのかを
本当に理解しようとするのではなく、
「どう言い返すか?」ばかりを
考えてしまう時がありませんか?
コミュニケーションは相手を
理解しようとする事から始まる
これは当たり前のことかもしれませんが
現実的にはなかなか難しいことです。
特に、
あなたとスタッフのような上下関係があり
あなたが教育熱心な場合に
特に陥りやすい「聴く態度」の間違いです。
コミュニケーションとは、
スタッフの事を自分の考えや自分の枠に
はめて納得する事ではありません。
これをすると、スタッフと議論になります。
そして、あなたが議論に勝ったとしても
それでスタッフの言動を変えることはできません。
何故なら、議論をして勝っても、
相手の気分を損ねるだけで、結局スタッフは
自分の考えを変えないからです。
自分の考えが変わらなかったら
言動は決して変わりません。
あなたに権力でねじ伏せられたと思うだけです。
そして、
そのような不満が徐々に蓄積していって
いつしかそれが爆発します。
仮に、表面に出ないまでも
あなたの言葉は聞き流されて、
いつまでたっても改善されない
ということになります。
きっとその結果は、
あなたが望むものではないはずです。
コミュニケーション能力は日常生活の
あらゆる面で使われます。
コミュニケーション能力が高ければ、
仕事も家庭も人間関係もたいていの事は
上手くいくようになります。
何故なら、私たちは
人との関わり合いの中で生きているからです
もし、あなたがコミュニケーション能力を
高めたいと思うなら、今より上手に
話す事ではなく、今より上手に
聴く事に注力してみてはどうでしょうか。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
歯科医師 黒飛一志
P.S.
ポール・ピコーズ
(米国の心理学者・行動科学者)の
こんな言葉があります。
リーダーシップは、リスン(傾聴)に始まる
これは、LEADER(リーダー)とは、
L(Listen=傾聴する)
E(Explain=説明する)
A(Assist=援助する)
D(Discuss=話し合う)
E(Evaluate=評価する)
R(Respond=答える・責任をとる)
と、「傾聴する」から始まるからだそうです。
P.S.2
まだ全国1%の歯科医院も取組んでいない
患者さんを虜にする集患方法。
取組んだもん勝ちです。
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