歯科医師
黒飛です。
今日から月曜日ですね。
週末の大阪は、
雨や雹が降ったりと荒れていましたが
今日は久しぶりの晴天です。
お天気が良いと気持ちいいですね。
さて、本題です。
この前、スーパーのチラシを見たら
ハーゲンダッツの安売りをしていたんです。
ちょうど、中条あやみさんが
出ているハーゲンダッツのCMを
見たところだったので
いいな、と思ってフラフラとスーパーに
歩いて行きました。
スーパーについたのですが
アイスのコーナーを探しているうちに
いろいろな物に目がつきます。
飲み物やお菓子など
ついでにと思っていろいろ買っていたら
けっこうな額になってしまいました、、、
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本日の目玉商品!
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こうして、スーパーで
けっこうな額を使ってしまったわけですが
実は、これこそがスーパーの上手な
マーケティングなのです。
こういった戦略を
「フロントエンド、バックエンド」
もしくは
「集客商品、利益商品」
なんて言います。
この場合、ハーゲンダッツでお客さんを集めて
ついで買いで、他の商品を売る作戦です。
大型の小売店では
メーカーの売れ残り在庫を安く大量に買い取って
それを目玉商品として、お客さんを集める。
というのは常套手段です。
もちろん、このマーケティング戦略は
すぐその場で、というだけでなく
時間をおいてから、利益商品を売るという方法もあります。
例えば
有名なところでは、
プリンターやカミソリがあります。
本体を、とても安い価格で販売して
替えのインクや替刃で利益を出していくモデルです。
他にも、テレビでCMをしている
「ドモホルンリンクル」や
「やずや」なんかも同じようなモデルです。
無料サンプルや、初回特別価格などでお客さんを集めて
正規の値段で継続してもらう戦略です。
すべてに共通しているのが
集客商品では、利益0もしくは赤字だということです。
これが、集客商品のいちばんのポイントです。
例えば、同じ5000円の商品を
売っている人が2人いるとして
5000円のものを売るために、
1万円かけられるのと
4999円までしかかけられないのとでは
売れる数に大きな差が出ることは、
簡単に分かると思います。
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歯科医院のマーケティングだと
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実は、集客商品、利益商品という考え方は
歯科医院でも使える戦略です。
集客商品(フロントエンド)で考えると
・初診の患者さんにプレゼントをあげる
・保険外の治療を特別価格でやる
・オフィス・ホワイトニングを格安でする
・お試し高級歯ブラシを販売する
・治療した歯の無料健康診断を実施する
・キシリトールガムの販売をする
・プロならではの歯磨きのやり方をまとめて
小冊子やDVDにして、配布する
・子供向けに歯磨きワークショップをやってみる
などが考えられます。
もちろん、アイデア次第でいくらでも
方法はあると思います。
利益が残るサービス
(利益商品・バックエンド)で考えると
・ホームホワイトニング
・インプラント
・アンチエイジング
・予防歯科
ですよね。
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マーケティングをシンプルに
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来てくれた患者さんに
「いりますか?」と聞いて、
サービスや物品を売ることができたら
それは、もともとはなかったはずの売上げです。
ですので、
広告費も家賃も人件費もかかっていない
利益率の高い売上げなのです。
「ガム1つ売ったって何も変わらない」
と思うかもしれませんが
小さなところから、変えていくことで
5年後10年後には大きな差になります。
いまやっていることが
集客のためのものなのか
利益のためのものなのか
分けて考えるとマーケティングがシンプルになります。
ぜひ、やってみてください。
デントランス
黒飛
P.S.
久しぶりに博多でのセミナーをします
4月7日(日)に
博多で中断・キャンセル 予防セミナーを
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中断・キャンセルをシンプルに考えると
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※ 大阪は4月21日(日)、春ですね。