こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
9月から、ラグビーの
ワールドカップが大盛況でしたね。
ラグビーを10代のころから
やっていた黒飛としては、
今大会を日本で開催できたことは
とてもうれしく思っており、
開催が決まったころから
楽しみにしておりました。
※この大会の日本への誘致については、
ラグビーを青年時代に
やっていたという経歴を持つ
森元総理の意向が大きかった模様です。
ただ、その際にかなり
強引な手段を用いたらしいですし
ネガティブな報道や批判も
少なくありませんでした。
しかし大会がはじまってみると?
日本中が大いに
盛り上がる結果となりました。
大規模なスポーツイベントの
開催となると大規模な予算や
手間暇がかかるため、自然と
風当たりも強くなるのですが・・・
今大会に限るなら、思い切って
日本開催を推し進めて大成功だったと
とらえてよいのではないでしょうか?
何よりも今大会、
日本チームは序盤戦から
好ましい兆しで
いっぱいだったように思えます。
ロシア戦で幸先の良いスタートを
切ることができたために、
早くからマスコミを通して
好意的なニュースが流れていました。
そのために、普段あまり
ラグビーを見ない方々、
興味や予備知識がなかった方々も
自然とワールドカップの放送や報道に
目を向けて下さったように感じられます。
たとえば、9月の終わりころを
思い出して頂けますでしょうか?
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格上の相手に勝利した日本チーム。
その要因とは?
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9月の終わりころに、日本チームは
アイルランドと対峙して、
19-12で勝利しました。
アイルランドは
世界ランキング2位に位置する強豪国。
大会開幕前の予想では、
優勝候補の一角と
目されていたほどです。
実際に、日本チームは
前半戦が終わった時点では9-12。
やや劣勢だったわけです。
しかし後半に入ってから
堅実に得点を積み重ねて逆転勝利を
もぎ取ることができました。
この試合があまりにも
印象的だったからでしょうか、
安倍晋三首相までTwitterを更新して、
「チームワークの大勝利!
とてつもない感動をありがとう。
本当におめでとうございます」
とお祝いしていました。
チームワーク。
まさにこれこそが
勝利の要因になったことは
間違いありません。
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バラバラなメンバーが
一致団結するようになると?
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ラグビーのルールは独特です。
日本人でなくても
日本の代表になれる資格を
取得できるようになっています。
日本チームには、
日本人に見えない選手もいますし
よその国々にも、他国から
代表入りした選手がたくさんいます。
というわけで
さまざまなバックボーンを持つ選手が
固まって、チームとして
機能する必要があります。
これが現在の
国際ラグビーの条件なのです。
数年前まで、日本にいなかった選手も
当然ですが、チームに入ってきます。
日本人とはまったく異なる
考え方や習慣を持つ選手とも、
同じチームとして戦うのですから、
熱心にコミュニケーションをとって
強調しないといけません。
日本人同士しかいないなら
まだ楽かもしれませんが・・・、
「海外からの参観者と
対立を避けて理解し合う」
これは書くだけなら簡単ですが、
実行するのは困難を伴うものです!
しかし今年、日本チームは
その難題を見事にクリアしています。
結果がそれを端的に物語っています。
もともとチームワークは、
日本は伝統芸だったように思えます。
これはラグビーに限らず、
たくさんのチームスポーツで
日本は選手同士がよく団結して、
栄冠をつかむことに
長けているのではないでしょうか。
※ラグビー強豪国に
フランスがありますが・・・
フランスは残念ながら、
日本とは正反対でして
個々の我が強いお国柄で
昔からよく知られています。
もちろんラグビーの場合は、
そのフランスチームも選手同士
協力して勝利しているわけですが、
それでもフランスと日本では
「勝利の方程式」に
決定的な違いがあるのです。
この点は、歯科医院経営においても
大きなヒントを与えてくれます!
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歯科医院の仕事もすべて
「チームプレイ」「チームワーク」
と捉えてみましょう
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歯科医院では外国出身のスタッフが
入ってくることは
めったにないでしょう。
しかし、異なる背景を持つスタッフが
集まることに変わりはありません。
そして残念なことですが、
チームワークがじゅうぶんに機能せずに
医院としてのまとまりに欠けてしまう、
そんなパターンが
いまだに絶えないように思われます。
協力しようという姿勢が
いまいち足りないのではないでしょうか。
ラグビーのチームには
プロンプやフッカーをはじめ
10種類のポジション・役割があります。
歯科医院にも、歯科医師のほかに
助手や衛生士と役割分担があります。
これら異なる役割が団結することで
チームとして最大のパフォーマンスが
発揮できるようになるのです。
チーム論は語ると終わりがありませんので
今日はここまでにしますね。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志