その1%がアレなんです

その1%がアレなんです

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
今日は、水曜日ですね。
 
 
さて、本日は
JR九州「ななつ星」をデザインした
水戸岡さんの書籍を紹介いたします。
 
「あと1%だけ、やってみよう
 私の仕事哲学」
 
という本です。
 
クリエイティブ・ディザイナーとして
新しい、斬新なことをやろうと思うと
いろいろなところから抵抗にあうので
 
それを粘り強く、あの手この手で
克服していかなければならない
といった内容のものです。
 
現状を変えようと思うと
既存勢力から抵抗を受けるのは
どこの世界にもあることです。
 
これは、歯科医院という
小さな世界でも同様です。
 
 
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スタッフに反対されていませんか?
 
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例えば、新たなシステムを導入するとか
職務規定を変更するとか
予防歯科に取り組むとか
 
そういったことをやりたいと思って
スタッフに相談すると抵抗に
あうのではないでしょうか?
 
面と向かって抵抗しなくても
それとなく反対していることを
感じたことがあると思います。
 
スタッフに反対されても院長権限で
実施することは可能ですが
そうなるとスタッフとの関係が悪化し
その施策が失敗でもすると
 
「だから言ったじゃないですか」
 
となってしまいます。
 
でも、それは先生の医院の
スタッフが悪い訳ではありません。
 
程度の差こそあれ
どんな組織でも同じようなものです。
 
そのように反対する人は誰でも
「できない理由を探すプロ」
になってしまいます。
 
いくらでも「できない理由」を
出すことができます。
 
 
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「できない理由」を潰す
 
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そんな人々を水戸岡さんは
粘り強く説得したそうです。
 
なぜ、やったことがないのか。
まったくできないことなのか。
 
できない理由は、技術的なものか
それとも、予算か、スケジュールなのか。
 
そうやってひとつひとつ確認していくと
実は、できない理由はどこにもない
ということに気がつくそうです。
 
これは非生産的な
非常に大変な仕事です。
 
ですが、これこそ
リーダーの仕事ではないでしょうか?
 
誰だって、初めてのことを
やろうと思うと不安になります。
 
その不安から、いろいろな
「できない理由」が生まれてきます。
 
それをひとつずつ潰しながら説得する。
 
そうすれば、スタッフも半信半疑ながら
「もしかしたらできるかもしれない」
と思うようになるはずです。
 
そうやって、次のステージに
スタッフを連れていくことで
皆が成長し、医院が繁栄するのでしょう。
 
そして、そういうことをやれる人が
真のリーダーなんだと思います。
 
先生は、理想の医院を作るために
粘り強く説得しますか?
 
それとも、
一時期の議論を交わすことを避けて
現状維持で諦めますか?
 
 
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志