「感情の輪」

「感情の輪」

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
今日は、木曜日ですね。
 
お元気でいらっしゃいますでしょうか。
 
 
さて、
人は感情の生き物です。
 
誰でも、嬉しい時、悲しい時、
怒る時があります。
 
しかも、自分の感情には
あまり気付かないくせに
他人の感情には敏感に反応します。
 
怒っている人には近寄りたくないし
逆に、喜んでいる人を見ると
なぜ喜んでいるかを知りたくなります。
 
 
ですが、例えば、自分自身が
相手の感情の当事者だったら
どうしたら良いでしょうか?
 
わかりやすい例で言えば、
相手を怒らせてしまった
というような場合です。
 
何とか落ち着かせようと説得したら
よけいに怒りを買ってしまったという
経験があるのではないでしょうか?
 
 
怒りが収まるのを待っていられれば
良いのですがそうじゃない場合には
焦ってしまいますよね。
 
そんな時には、「感情の輪」を使って
「感情をずらす」と良いようです。
 
 
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「感情の輪」とは?
 
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「感情の輪」とは、アメリカの心理学者
ロバート・プルチックが提唱した円錐を
逆さまにしたような感情モデルです。
 
詳細は、インターネットで
「感情の輪」
で検索していただくとよくわかりますが
 
簡単に言うと、
 
「人には8つの基本感情があり
 そのうちの2つから生まれる
 混合感情がある」
 
と言う考えです。
 
 
8つの基本感情は、次の通りです。
 
喜び  信頼 恐れ 驚き
悲しみ 嫌悪 怒り 期待
 
注目して欲しいのは上下関係です。
 
それぞれが対立した感情です。
 
喜びと悲しみは正反対ですよね。
喜びと悲しみの感情は両立しません。
 
悲しんでいる人が喜びを感じるには、
徐々に感情が変わらないといけない
ということです。
 
怒っている人を
恐れさせようとはしないでしょうが
 
喜ばせようと思ったら「期待」の感情を
通らないといけないということです。
 
 
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8つの「混合感情」とは?
 
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8つの基本感情から
8つの混合感情が生まれます。
 
喜び+信頼=愛
信頼+恐れ=服従
恐れ+驚き=畏怖
驚き+悲しみ=拒絶
 
悲しみ+嫌悪=後悔
嫌悪+怒り=軽蔑
怒り+期待=積極性
期待+喜び=楽観
 
先ほどの「怒り」の感情を例にすると
自分の望む方向に
行きそうな「期待」が感じられれば
「積極的」な感情が芽生えてきます。
 
それが「期待」に変わり
確信が持てるようになると「楽観」に
最後は「喜び」に変わると言うことです。
 
物事は、そう単純ではありませんが
要は、この16の感情の中を
あっちに行ったりこっちに来たりと
揺れ動いているのが人間の感情
ということですね。
 
「感情の輪」は更に強弱などで
「感情」が増えていきますが
それはご自身で調べてください。
 
この「感情の輪」を説明することで
何が言いたいのかというと
 
 
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分析すると冷静になれます
 
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ということです。
 
目の前の人が、怒ったり悲しんでいる時
場合によっては、
感情移入するのも良いのですが
 
冷静な判断が求められる場合も
あると思います。
 
そういった時には
「感情の輪」を思い浮かべて
と考えると、冷静な判断を下すことが
できるようになります。
 
怒っている相手を力技で押さえ
つけるのは恐怖の感情を与えようと
するのと同じことなので、おそらく
良い結果は生まれないでしょう。
 
それよりは、怒りの原因となっている
ことを一緒に解決する態度を示すことで
解決の「期待」が持てるようになって
怒りが和らいでくると思います。
 
参考になりましたら幸いです。
 
 
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志

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