見えていますか?

見えていますか?

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
今日は、火曜日ですね。
 
お元気でいらっしゃいますでしょうか。
 
 
歯科医院経営のコンサルをさせて頂くと
本当に、いろいろなことに気づかされます。
 
その中でも多くて厄介なのが
「自分には見えていないこと」
への対処の仕方です。
 
これは本当に厄介です。
 
なぜなら
自分には見えていないのですから
対処のしようがありません。
 
その状態で、前へ進むと本来の
望む成果から大きくずれて
いってしまいます。
 
 
例えば、集患の施策として
ホワイトニングを前面に出した
スマホページを作るよう
アドバイスしました。
 
患者さんや、売上の分析や
院長先生とのミーティングなどから
それが効果的だと判断したのです。
 
ところが、一向に作業が進みません。
 
よくよく話を聞いてみると
ホワイトニングを強化していく体制も
衛生士との合意もできていなかった
と言うことがわかりました。
 
ホワイトニングに力を入れているとか
優秀な衛生士が数人いるので
患者さんが増えても大丈夫だと言った
 
院長先生の話で、勝手に解釈して
十分な内部調査をせずに
先に進めてしまったのです。
 
このような「見えていないこと」が
多くあると、それだけ
経営リスクが高まります。
 
 
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あなたには見えていますか?
 
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このような「自分には見えていないこと」
を「ブラインド・スポット」と呼びます。
 
人間誰しもブラインド・スポットを
持っています。
 
例えば、新人スタッフは
歯科医院の仕事の多くに
ブラインド・スポットがあります。
 
それが、たくさんの仕事を経験したり
先輩スタッフから教わったりして徐々に
ブラインド・スポットが減ってきます。
 
そのような
ブラインド・スポットが少ないスタッフは
仕事を任せてもしっかりやってくれます。
 
ですから
歯科医院の中で重要な位置にいれば
いるほどブラインド・スポットは
少なくなるはずですが
 
一方で、歯科医院が大きくなればなるほど
多くのスタッフを抱えるほど
ブラインド・スポットが
増える可能性があります。
 
だから、歯科医院経営は難しいのです。
 
 
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ブラインド・スポットができる
3つの理由
 
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このようなブラインド・スポットができる
主な原因は、3つあります。
 
 
(1)「一人でやろう」とする衝動がある
 
他者からのサポートを断ったり
助けを求めるのを嫌がると
ブラインド・スポットが
できやすくなります。
 
所詮、一人でできる範囲は
限られているのですから、当然
「自分が見えないこと」
が出てくるでしょう。
 
ただ、厄介なのは、「見えているつもり」
になってしまうことです。
 
特に、自分の歯科医院や患者さんや
スタッフのことは「見えているつもり」
になってしまいます。
 
この時、患者さんに聞いてみたり
スタッフに頼んだりすることで
自分の知らなかったことに
気づくことができます。
 
 
(2)自分の考えや決断の中に
   他者を入れない
 
せっかく、他者からのサポートを
受けても聞く耳を持たないのでは
何にもなりません。
 
相手の表情や、指示した通りに
できない理由に関心を持ち
それらを追及していくことで
「自分の見えていなかったこと」
が見えるようになります。
 
 
(3)「難しく面倒な対話」を避けている
 
一般論で話し、具体例を出さないとか
何が不十分なのかを直接伝えずに
相手がそれを察することに期待していると
いつまでたっても
ブラインド・スポットを解消できません。
 
いくら頑張っても、自分に見えないものは
自分で見ることはできません。
 
極論を言えば、
すべてのブラインド・スポットは
対話の欠如から生まれていると言えます。
 
つまり、「他者」との対話によって
はじめて自分のブラインド・スポットに
気づくことができるのです。
 
 
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謙虚な気持ちで対話しましょう
 
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「ブラインド・スポット解消法が対話」
と言うことは、実は相手もその気に
なって話してもらわないと本当のことに
気づけないのです。
 
他者はコントロールできませんが
ある程度本音を聞き出す方法はあります。
 
それは、先生が謙虚な気持ちで相手の
言うことに真剣に耳を傾けることです。
 
そんな時は、もちろん、何を言われても
怒ったり、反論してはいけません。
 
自分の知らないことを探る探偵のように
注意深く、事実だけを聞くのです。
 
「この人は、自分の知らないことを
 知っていて、今私に教えてくれる」
 
と言う謙虚な気持ちが大切です。
 
ブラインド・スポットが少なくなると
行き違いが少なくなり
ストレスが軽減されて
歯科医院経営が格段に楽になります。
 
ぜひ、先生のブラインド・スポットに
「対話」のライトを当てて
明るい歯科医院経営を実現してください。
 
 
今日も最後までご覧くださり
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
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