歯科医院経営BLOG » 相手に話が伝わらない理由＠歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
　
　
本日、大阪は晴れています。
まだまだ暑いですが、
頑張りましょう。
　
　
本題です。
　
　
私も含めて多くの先生は
コミュニケーションの大切さを
痛いほど感じているでしょう。
　
患者さんに説明したり
スタッフを動かすのも
はたまた、家族との団欒においても
　
ちょっとしたコミュニケーションミスが
その後、面倒を引き起こすことも
多々あります。
　
そうは思っていても
これと言った解決策もなく
いつもと同じ、何も変わらない
といった状態ではないでしょうか？
　
その理由の一つは、コミュニケーション
つまり「会話」は相手がある
ということでしょう。
　
いくらこちらが気を付けていても
ある人とは上手に会話できても
別の人とは険悪な雰囲気になる
というように、
　
ちょっとした会話ひとつ取っても
相手に合わせて変えていかないといけない
というところに
難しさがあるのではないでしょうか？
　
ですから、もし相手が
どのようなコミュニケーションスタイルか
ということがわかれば、
　
少しは良いコミュニケーションが
できるかもしれません。
　
　
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4つの交流スタイルモデル
　
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全ての人を、完全にタイプ分けするのは
不可能だと思いますが、
　
コミュニケーションタイプの特徴を
分かりやすくするために、他人との
「交流スタイル」を4つに
分類する方法があります。
　
これは「クリティカル・トーキング」
ジョン・R・ストーカー著
ダイレクト出版発行
　
という書籍で紹介されている方法です。
　
その交流スタイルとは
始動者、発見者、相互理解者、構築者
の４つです。
　
その内容を簡単にご説明しましょう。
　
　
■始動者とは
　
結果や行動を求めることが強い関心事で
相手をコントロールすることを
好んでいるタイプだそうです。
　
このタイプは、声の口調が強く
アイコンタクトが長く攻撃的で
　
相手が行動を起こして
結果を達成する言葉を好んで使うそうです。
　
　
■構築者とは
　
業績によって評価や認知、敬意を
得ることが強い関心事で
注目の的になるのが好きなタイプ
だそうです。
　
ですから、声の調子はテンポが良くて
陽気で、会話中に相手の近くに寄り
比喩的な言葉を使う傾向にあるそうです。
　
　
■相互理解者とは
　
他者に対して協力や共同作業を求めることが
関心の的になっているので、チームを組んで
働くのが好きだそうです。
　
全ての人々がうまくやっていける
平穏で調和のある環境を好むそうです。
　
親しみやすい口調で、
あまり感情をあらわにせずに
じっと相手の話を聞くタイプだそうです。
　
　
■発見者とは
　
厳密さや正確さを追求することが関心事で
大抵は、一人作業を好むそうです
　
慎重で改まった口調で、注意深く話し
その時の表情はポーカーフェイス
だそうです。
　
　
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交流スタイルモデルの使い方
　
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では。交流スタイルがわかったとして
それをどのように活用したら
いいのでしょうか？
　
「クリティカル・トーキング」によると
人によってスタイルが違うことを
認識したら、まず最初にすることが
自分のスタイルを知ることだそうです。
　
次に、相手のスタイルを認識します。
　
そうして、自分の会話を
相手に合わせていくと
良好なコミュニケーションができる
そうです。
　
例えば、あなたが始動者タイプだとすると
より几帳面で、自分の話を
聞いているのか、いないのわからない
相互理解者にイライラさせられるでしょう。
　
そこで冷静になって相手を観察して
「あぁ、この人は相互理解タイプだ」
と思ったら、
　
まずは声のトーンを落とし
アイコンタクトを少なくするなど
相手のスタイルに合わせます。
　
それから、
相手の意見を求めるような質問をし
その答えに注意を払う
といったことをすれば、相手は、
　
あなたが自分の言うことを
真剣に聞いてくれると思って
会話がスムーズに運べるようになります。
　
つまり、相手のスタイルを認識して
それに合わせると、つながりが強まり
個人的な関わりが増して
相互理解が深まるということだそうです。
　
ここでご紹介した例だけでは
ご理解いただけないかもしれませんが
　
もし、患者さんやスタッフ、家族との
コミュニケーションを改善したい
と思っていらっしゃったら
お勧めの本です。
　
「クリティカル・トーキング」
ジョン・R・ストーカー著
ダイレクト出版発行
　
　
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
　
　
株式会社デントランス
黒飛一志
　
　
P.S.
　
コミュニケーションの極意を
「スタッフの気持ちの見える化」
というタイトルで
　
4日間アドバンスコースの
オンラインLIVEセミナーで
しております。
　
ご興味のある先生は
セミナーにご参加下さい。
　
https://dentrance.jp/seminar.html