こんにちは、黒飛です。
経済のパワーバランスとは?
ある有名なマーケッターは
現代は、買い手が主導権を取り返し、
それを買い手側が
認識している状態であると言っています。
簡単に言うと、
「買い手が賢くなった」、ということです。
インターネットで検索すれば、
ある商品のレビューが
それこそ山のように出てきます。
また、価格比較サイトのようなものがあり
どこで買えば安いのかが瞬時にして分かります。
そして、業者の評判は口コミサイトや
ソーシャルネットワークサイトで
あっという間に広がります。
ですから、買い手が賢くなるのに合わせて
売り手も賢くならないといけないのです。
そして賢くなった売り手だけが
景気に関わらず成功を収めるようになっています。
これは、一般的なマーケットの状況ですが
歯科業界でも似たようなものではないでしょうか?
患者さんの周りには、先生の競合がたくさんいます。
そして患者さんは、
先生を含めた多くの歯科医院の
データを容易に入手できる立場にいます。
評判になった医院には患者さんが殺到し
そうでない医院は思ったように集患できない。
仮に、歯科業界も同じような状況だとしたら
どうすれば、今の状況を打開できるのでしょうか?
患者さんの価値観に合わせた、
ユニークで価値あるポジションを築く
大勢の患者さんのための歯科医院ではなく、
同じ価値観を持った特定の患者さんのための、
ユニークで価値ある医院を作りましょう。
あるいは、
同じ価値観を持った特定の患者さんに響く
ユニークなメッセージを発信しましょう。
患者さんは
「先生の医院に行く理由」がなければ来院しません。
あそこの医院は先生がやさしいから、、、
子供を安心して預けておけるから、、、
友達の評判がいいから、、、
先生の得意なこと、他と違うことなど
何でもいいのです。
先生が集めたい患者さんが喜ぶ
歯科医院にする勇気を持ってください。
普通じゃない集患をする
せっかく勇気を出して
他の歯科医院とは違う医院にしても
他の歯科医院と同じような集患をしていては
患者さんは反応しません。
他の歯科医院でやっていないことをやるから
患者さんから見つけてもらえます。
また、他の歯科医院と違う集患をすると
比較されなくてすみます。
つまり、競争相手がゼロということです。
この場合、
当然、失敗することもあります。
ですから、最初から失敗するリスクを考えて
小さくテストすることから始めて下さい。
医院が発信するメッセージを変えてみたり
発信するメディア(ホームページ、タウン誌など)を
変えてみたりします。
そうして、患者さんの反応を確認して
集患効果がありそうなら、
徐々に規模を大きくしていきます。
これらは、一般のマーケットでは普通に
行われていることです。
ですが歯科業界ではあまり行われていません。
実は、そこがチャンスです。
もし、先生が集患方法を見直したいと
思っているのなら、一度考えてみてください。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。