Googleに学ぶ最強チームの作り方@歯科

Googleに学ぶ最強チームの作り方@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
最近、ニュースを騒がしている
世界的企業AGAF
(Apple, Google, Facebook, Amazon)
の一員であるGoogleの話です。
 
Googleでは従業員の働き方についての
研究・検証が盛んに行われています。
 
その研究の一つに
「プロジェクト・アリストテレス」
というものがあります。
 
この研究でGoogleは、
高いパフォーマンスを発揮するチームの
秘密を発見したと発表しました。
 
その秘密とは、
優秀なチームに真に重要なのは
 
「誰がチームのメンバーであるか」
よりも
「チームがどのように協力しているか」
であるそうです。
 
チームに優秀な人材が含まれているか
ではなく、チームメンバーの状況の方が
大切だということです。
 
また、同時に
チームの効果性に影響する因子と
その重要度を明らかにしました。
 
 
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チームの効果性に影響する因子とは?
 
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チームの効果性に影響する因子には
重要なものから「心理的安全性」
「相互信頼」「構造と明確さ」
「仕事の意味」「インパクト」の
5つがあるそうです。
 
「心理的安全性」とは、対人関係において
リスクある行動を取ったときの
結果に対する個人の認知の仕方、
 
つまり、
「無知、無能、ネガティブ、邪魔だ
と思われる可能性のある行動をしても、
このチームなら大丈夫だ」と
信じられるかどうかだそうです。
 
自分の過ちを認めたり、質問をしたり、
新しいアイデアを披露したりしても、
誰も自分を馬鹿にしたり罰したりしない
と信じられる余地があるかどうかです。
 
確かに、アイデアを提案しても
「馬鹿だね。そんなことできるわけない」
と言われたら、
 
たとえ良いアイデアを思いついても
二度と発言しなくなるでしょうね。
 
 
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2番目以降は?
 
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「相互信頼」とは、チームメンバーが
高いクオリティで仕事を時間内に
仕上げてくれると感じていることです。
 
頼んだ仕事をきちっとこなしてくれる
と信じていれば、何かあった時にも
自分の仕事に集中できます。
 
また、逆に頼まれた時にも
きっと仕上げようと頑張るはずです。
 
 
3番目が「構造と明確さ」です。
 
これは、当たり前ですが、チームの役割や
計画、目標が明確になっていること。
 
そもそもチームとして、何を目指すのか?
誰が責任を持って、それをやるのか?
といったことです。
 
これらが明確になっていなければ
チームとして活動できません。
 
黒飛は、ここに「理念」「ビジョン」を
付け加えたいと思います。
 
 
4番目が「仕事の意味」です。
 
その仕事が自分によって意味があると
感じていることです。
 
そして最後が「インパクト」で、
自分の仕事には意義があり、良い結果を
生み出すものだと思っていること
だそうです。
 
 
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言われてみれば当たり前のことばかり
 
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Googleが発表した5つの因子は
どれも従来から言われているものばかりで
特に目新しいものはありません。
 
ですが、自由闊達で、
抜群のチームワークを持っていそうな
Googleでさえ、あらためて、
これらが大切だと言っているのです。
 
「知っている」ことと「できる」ことは別
ということでしょう。
 
歯科医院のスタッフですから
「自らの仕事の意味」を理解し
世の中や患者さんに良い結果をもたらす
「インパクト」のある仕事をしている
ということは十分に理解しています。
 
また、仕事にも
「明確な役割・目標」があるでしょう。
 
であれば、1、2番目の
「心理的に安全で」「相互に信頼できる」
チーム作りが肝になる
ということでしょう。
 
これは、実際にチームで活動しながら
徐々に信頼を構築していくしかありません。
 
そして、その活動をサポートするのが
私たち歯科医院経営者の
役割だと思います。
 
 
院長先生、頑張りましょう!
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志