こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
歯科医院のスタッフは、
大半が女性で占められている
という現実があります。
・歯科助手
・歯科衛生士
・受付・事務のスタッフ
また、以下のポジションの
スタッフについても女性が務めることが
多いでしょう。
・トリートメントコーディネーター
・院長秘書
※最近は女性の勤務医も増えてきましたね
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女性は、男性院長にはわからない苦悩を
持つことがあります
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このように女性の存在感が強い職場で、
なおかつお客さん（ようするに、
患者さんのことですが）と直接接触する
時間が長い職場の場合、
ちょっと変わった問題が
浮上することがあります。
それは、「男性のお客さん（患者さん）から
誘いを受けること」です。
このような話は、実際に世の中でたまに
起こっているそうです。
たとえば
コンビニの店員やファーストフードのバイト
が、よく来店するお客から氏名・連絡先を
書いたメモ等を渡されたり、
逆に個人的な連絡先を質問されたり…
といったパターンが多いようです。
またはもっとはっきりと、
「今度、×××に一緒に行かない？」
といった具合に、遊びやデート、
場合によっては
合コンや旅行のようなイベントに
誘われることもあるという話です。
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女性スタッフが男性患者に誘われたり
ナンパされたりしたらどうするべきか？
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あくまでもスタッフは、
自立した個人ですし社会人です。
そのため、
「そのスタッフの判断に任せるべき」
という意見があります。
確かにそれは一理あるでしょう。
とはいえ、
日々の業務に支障をきたすような事態に
なることは、院長としては避ける必要が
ありますし、そのスタッフにも、
避ける努力をしてもらわないといけません。
では、
女性スタッフが誘われたりすると、
医院にはどのような影響が出るのでしょうか
特定のスタッフと特定の患者さんとの間で、
そのような出来事が現実に起こってしまうと
他のスタッフや他の患者さんにまで
よからぬインパクトをもたらしてしまう
ケースがあります。
※特に、中途半端にうわさが流れることは
避けないといけません。
いったん近所に広まったうわさ話は、
なかなか払拭できませんし、話に
尾ひれが必ずついて広まってしまいます。
長期的には、
医院の評判・収益に少なからぬダメージを
及ぼしてしまう…、
そんな結果になりかねないリスクを
はらんでいるというわけです。
※「スタッフにその気がないのに、
うまく断れない」といったケースも
ときどき聞かれます。
女性スタッフは
「断ったら、あの患者さんは二度と
来院してくれなくなるかもしれない～」
なんて想像して、きっぱりと
はねつけられない…
そんなパターンもあるのでしょう。
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もしスタッフが困り果てている
ように見えたら？
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そのようなときは、やはり院長が出て
対処したほうが無難でしょう。
院長のあなたからその患者さんに伝えても
いいですし、
どのように対応するのかそのスタッフに
直接指示出してもかまいません。
大事なことは、
「プライベートな範囲には踏み込まないで
いただきますでしょうか」
「スタッフと患者さんの過度なお付き合いは、
トラブルのきっかけになりますので、
ご遠慮くださいますでしょうか」
といった具合に、礼儀を保ちながらも、
しかしきっぱりとお断りすることでしょう。
※そのような話をするときは場所や時間には
細心の配慮が必要です。
やはり、一般の患者さんがそばにいるときや、
他人に簡単に聞こえてしまうような場所は
避けるしかありません。
いちばんいいのは個室で話すことでしょうか。
もちろん、電話で済みそうなときなら
電話だけを使ってもかまいませんが。
最後に1点。
いうまでもないことですが
周りのスタッフたちには緘口令をしく必要が
あります。
秘密は全員に厳守させて不穏なうわさが
流れないようにしましょう。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
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