こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
昨日日曜日は、新大阪で
「自費診療向上セミナー」を開催しました。
http://sika-seminar.com/jihi/
動画の費用対効果の高さに気付き
先生方も納得されていました。
今日は、今から東京に出張です。
アポツールのストランザさんを訪問
レセコンのデンタルシステムズを訪問します。
最新の動向をチェックします。
また、ブログでお伝えしますね。
さて、本題です。
昔、アメリカ デトロイトの
ある学校で実際にあった話です。
その学校の先生が、ある生徒に
逃げ出した実験用のネズミを
探し出すように頼みました。
その生徒は、目が不自由でした。
それなのに、先生は
その生徒に探すことを頼んだのです。
その理由は、その生徒が目は不自由でも
素晴らしく鋭敏な聴覚を持っていることに
先生が気付いていたのです。
この時、その生徒は、生まれて初めて
素晴らしい耳の持ち主であることを
他人に認められました。
その生徒は、後に
「その時から新しい人生が始まった」
と語っています。
それ以来、彼は、天から与えられた
素晴らしい聴力を生かして
世界有数のポップ・シンガー
になりました。
彼の名前は「スティーヴィー・モリス」
そう、スティーヴィー・ワンダ
その人です。
(ディール・カーネギー著
『人を動かす』創元社 より)
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人を認める
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これは、
有名人の「逸話」かもしれませんが
「人を動かす」要点であることは
先生も異論がないことと思います。
似たような話や名言はたくさんあります。
では、なぜ人は
「他人に認められる」と
人生が変わるのか?
なぜ、「認めること」が
行動を起こさせるパワーがあるのか?
その理由は、
人間の持つ最も根強い衝動は
「自己重要感を満たす欲求」
だからです。
人は誰でも「自分を認めて欲しい」
と思っています。
だから、それを満たしてあげることで
人は満足して、先生を信頼し
行動してくれるようになります。
「そんな簡単なことで十分なのか?」
と思われるかもしれませんが
そんな“簡単なこと”なのです。
なぜなら、ほとんどの人は
自分にしか興味がありません。
あまり、他人を認めることはしません。
だから、賞賛して、信頼するだけで
「私を認めてくれる先生」は、
相手にとって
貴重な存在になれるのです。
でも、実際には
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他人を認めることは
わかっていても難しいことです
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その理由は、先ほども述べたように
「人は自分にしか興味がない」
ためです。
これは、先生が悪いのではありません。
どんな人間でもそうなのです。
他人を認めることが大切だと思っていても
つい疎かになってしまうものなのです。
だから、日々、
相手の長所を探して褒めるように
意識していないといけません。
ただ、この時、
注意して欲しいことがあります。
相手の長所を見つけて褒めないといけない
と強く思い過ぎて、お世辞まがいのことを
言ってしまっては逆効果です。
心から出た褒め言葉は相手に響きますが
口から出ただけの言葉は嫌がられます。
相手の自己評価と違うことを言われたら
「えぇ~?そうなの?お世辞じゃないの」
と思ってしまいます。
だから、相手の自己評価にぴったりの
心の底から出た言葉が最適です。
そのためには、相手のことを
よく知らないといけません。
「相手に関心を持つこと」
それが全てのスタートになります。
先生の大切な人たち
家族やスタッフ、患者さんに
これまで以上の関心を持ってください。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
P.S.
スタッフを動かすために、スタッフに
興味を持ちましょう。
心理学も学べます。
http://dtr.jp/skj