歯科助手をステップアップさせる秘訣@歯科

歯科助手をステップアップさせる秘訣@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
昨日は、歯科衛生士の下川泰子さんと
訪問歯科における口腔ケアについての
対談インタビューをさせて頂きました。
 
「入れ歯を入れることで
 自分でトイレに行ける」
 
この一言で、介助者が救われたりします。
 
この下川さんとの対談は、4月に、
「喜ばれる訪問歯科の作り方」
DVD第1弾として販売できると思います。
 
楽しみにしておいてください。
 
気になる先生は、先行予約を
受け付けますので、
メール下さいね。
 
 
さて、本題です。
 
 
2020年、人材が雇えなくなる時代には
歯科助手さんの重要性は否が応でも
上がってきてます。
 
そう、我々歯科医師には、歯科助手は
歯科医院になくてはならない存在
だと思っていますが
 
歯科助手の一部には、歯科医院で唯一
ライセンスのない職業だということを
気にしています。
 
周りが歯科医師、歯科衛生士で囲まれている
マイノリティーであるためのようですが
その気持ちは理解できます。
 
だからなのか、彼女たちの中には
認定資格を取りたがる人もいます。
 
肩書きがあれば、自己重要感が増し
自信を持って仕事に取り組める
と考えるのでしょう。
 
そして彼女たちが自信を持って
仕事に取り組むことができれば
歯科医院として
これほど嬉しいことはありません。
 
だとすれば、我々がやることは
次のことであることは明白です。
 
 
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歯科助手の資格取得を後押しする
 
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このために、
資格取得の制度をつくりましょう。
 
そうすれば、新たなやりがいができ
活躍できる仕事の場も広がります。
 
歯科助手向けの認定資格には
次のようなものがあります。
 
「トリートメントコーディネーター」
「デンタルコーディネーター」
「受付コンシェルジュ」
「秘書技能検定」
 
これ以外にも
 
「歯科医療事務講座」
「歯科プロアシスタントスクール」
 
などもあります。
 
各々の詳細は別途調べて頂くとして
ここでは、これらを取得した場合
歯科医院にどのようなメリットがあるかを
簡単にご紹介したいと思います。
  
 
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トリートメントコーディネーター
 
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土曜日の投稿では、カウンセリングの話を
しましたが、そこでも活躍する
トリートメント・コーディネーター。
 
トリートメントコーディネーターは、
歯科医師と患者様の間に立ち
双方にとって満足のいく
治療をすすめるための調整役です。
 
具体的には、患者様へ治療に関する
カウンセリング、プレゼンテーションを
行います。
 
これにより、患者様に
良質な歯科医療サービスを提供できます。
 
当然、患者様の満足度が向上しますので
是非とも必要なスキル、ポジション
だと思います。
 
 
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デンタルコーディネーター
 
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歯科医院における様々な調整を行います。
 
日常業務としては、
以下のような多岐に渡る業務があります。
 
初診患者様のカウンセリング
患者様と先生のコミュニケーションの補強
再来院のための連絡
治療に関する補足説明
院内外の環境整備
院内ミーティングの調整
 
このデンタルコーディネーターは、
患者様が「また行きたい」「また会いたい」
と思うスタッフになるために
考え、行動することが求められています。
 
このため、
日常のスタッフ業務では得られない
使命感やモチベーション、スキルを
得ることができますので、
スタッフ教育の一貫として
取り入れてもいいのではないでしょうか。
 
 
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受付コンシェルジュ、秘書技能検定
 
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受付コンシェルジュは
クオリティの高いマナーサービスを
求められる医院の受付業務に対応できるよう
 
豊かなホスピタリティや経験・知識・技術を
身につける必要があります。
 
いわゆる受付のスペシャリストです。
 
受付は歯科医院の顔ですから
そこに自信を持って任せられるスタッフを
配置することは、医院の信用・評判の向上に
大きく寄与します。
 
また、秘書検定は、
秘書を目指す人だけのものではなく
一般常識として身につけておかなければならない
実務知識を問うものです。
 
企業全体で秘書技能検定に取り組むところもあり
すでに患者様側の知識として
常識になっている感があります。
 
ですから、歯科医院側でも
同等以上の知識がないと失礼になってしまう
可能性があります。
 
歯科医院でも一般常識として
秘書検定を勧めてはどうでしょうか?
 
 
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歯科助手がグングンやる気を起こす仕組み
 
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歯科助手にもそれぞれいますので
資格取得を嫌がる人もいるかもしれません。
 
一方で、
一生懸命に資格取得に励む人もいます。
 
そのような場合に注意すべきなのは
機会は均等に与えますが、
結果は同じではダメです。
 
資格取得が目的ではありませんが
そこで学んだことを仕事に活かして
活躍しているスタッフは
正しく評価すべきです。
 
そうしないと、本来、真面目なスタッフの
モチベーションを下げることになります。
 
先生の役割は、資格取得の仕組みを作ること
叱咤激励すること、正しく評価することです。
 
そうすれば、医院は自然と発展していきます。
 
一緒に頑張りましょう!
 
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
歯科医師 
黒飛一志
 
 
P.S.
 
資格支援は、歯科助手さんの将来の安定にも
貢献するはずですので、そういう意味では
定着や福利厚生の要素もありますね。