こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
先生は、スタッフを使うのが難しい
と感じたことはありませんか?
いつもと同じように
器具の片付けを頼んだら
なんだかムッとされたり
いつもは会計をミスなくこなすのに
ちょっと目を離していたら
凡ミスをしていたり。
「なぜ?」と思うようなことが
平気で起こるのが、人間というものです。
でも
その理由をしっかり聞いてみると
数日前に家族と大げんかしたとか
最近、体調が優れず
寝不足が続いていたとか
後になって聞いてみると
「なるほど」と思われる原因がありますが
それらはすべて、「後の祭り」です。
ですから、このような
普段と違うちょっとした変化を
前もって知ることができたら
スタッフマネジメントが
楽になると思いませんか?
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スタッフ異常検知センサー
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アイオワ大学で
ある実験が行われました。
実験の被験者は、赤と青のカードを
自由に選んでめくります。
そのカードの裏には受けとる報酬
あるいは罰金が記されています。
もちろん、被験者は
罰金の書かれたカード
は引きたくないと思っています。
ですが、赤にも青のカードにも
報酬もあれば罰金もあります。
そして、実は
青の方が罰金は少ないのですが
被験者はそれを知りません。
たいていの人は50枚ほどめくるうちに
“なんとなく”その法則に気づき、
80枚ほどまで進むと、
青を選んだ方が良い理由を
説明できたそうです。
さらに驚くべきことに、この実験では
手の平の汗の量を計測していたのですが
わずか10枚ほどめくったところで、
被験者の手の平には、赤のカードに対して
ストレス反応が出たそうです。
つまり、人は意識で認識するより前に
無意識で感じていることがあるようです。
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センサーの信号を検知できれば
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何が言いたいかというと
私たちは無意識のうちに
スタッフの微妙な変化を
感じ取っている可能性がある
ということです。
スタッフと話していて、良くも悪くも
「何か、いつもとちょっと違うな」と
感じる時がありませんか?
「理由は説明できないけれど、何かある」
という感覚です。
まさにその時が、無意識で
スタッフの微妙な変化を感じ取っている
瞬間です。
このように、無意識で感知したものを
常に認識することができれば、
スタッフマネジメントで
悩むことが少なくなるかもしれません。
スタッフの望ましくない変化に
気がついたときも、
事態が悪化する前に話す時間を設け
軌道修正をはかることもできる
のではないか?ということです。
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意識的にリラックスしましょう
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通常は、目の前のことに集中しているため
異常を無意識で感知をしても
意識として出てくることはありません。
私は専門家ではありませんが
この無意識の声を聞くには
リラックスした状態でいるのがいい
と言われています。
現代人はストレスに囲まれている状態なので、
しょっちゅうリラックス状態でいることは
難しいと思いますが
何か引っかかることがあるな?と感じたら
その後に少し休憩時間をとってみてください。
リラックスした状態で自分の感覚に注意を向け
「一体、何がひっかかったのか?」と考えると、
無意識で感知したものが
意識に上ってくるかもしれません。
無理やりに感じようとすると
逆にストレスになりますので
ダメ元でもいい気持ちで
無意識の声に
耳を傾けてみてはどうでしょうか?
これまでわからなかった
スタッフの微妙な変化に気付けるかも
しれませんよ。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
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