こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
今日は雨の大阪です。
外を歩いても人が少ないです。
みなさん、室内にいると思うのですが、
こうなると患者さんは
歯科医院に行きたくないと思うのでは
ないかと感じました。
じゃあオンライン診療をと思いましたが
医科の話しですが
東海テレビさんの記事で
オンライン診療は、
診療報酬が低く設定されていて、
場合によって対面診療の半額程度になるため
経営面を考え、導入を控えているという
病院が多いようです。
とのことで、
オンライン診療はまだまだ
課題が多いのではと感じております。
さて、本題です。
先生が、歯科衛生士に
「DHになって良かった！
と思う瞬間はいつ？」と聞くと
「患者さんに『ありがとう』と
言ってもらったとき」
という答えが多いですね。
これは人として感じる幸せな感情なので
当然と言えば、当然でしょう。
ある意味、毎日のように
『ありがとう』がもらえる職種なのに
離職率が高いのはどうしてでしょうか？
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DHの離職率が高い理由の一つ
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歯科衛生士の多くが、高校卒業時点で
衛生士の道を志しています。
それは、患者さんに貢献できる
看護師と違って死に直面する機会が少ない
身近なところにある（通いやすい）
など、様々な理由からでしょう。
しかし、同時に
「この道で良かったのだろうか？」
という思いは、ずっと持っています。
そうやって入った職場で
人間関係が悪かったり
職場の雰囲気が悪かったり
想像した状態と違っていれば
「こんなはずじゃなかったのに」
と辞めていっても不思議ではありません。
もちろん、人間関係や職場の雰囲気
などは、新入スタッフがどうにかできる
というものではありません。
先生にもできる部分と
そうでないところがあるでしょうね。
だから、採用にあたっては
面接と職場見学が欠かせません。
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採用面接で注意すべきこと
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黒飛は面接にあたっては
院長先生の面接に加えて
スタッフとの面接をお勧めしています。
スタッフとの面接の時には
院長先生は不在ですよ（笑）
院長先生の面接では、待遇面の条件以外に
医院の理念やビジョン、医院の施術内容
スタッフ教育および職務規定などを
説明します。
これは、正式に採用された場合の
院長先生の約束事でもあります。
できれば、きちんと紙に書いて
渡すのが良いでしょう。
採用後に「話が違う」といった
双方の思い違いを回避するためです。
また、スタッフ同士の面接では
院長先生には聞けない質問も出てきますし
スタッフも本音で話してもらえます。
スタッフからは、差し障りのない範囲で
どういう質問が出たのか？ということと
一緒にやっていけそうかどうか？
を聞きます。
求人難のご時世なので
せっかく応募してきた人を落とすのは
勿体無いような気もしますが
採用後にその他のスタッフと
上手くやっていけないようであれば断る
という英断も必要です。
新人スタッフの教育は
現在のスタッフに頼むでしょうから
スタッフの意見は結構、重要です。
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職場見学は“ナマ”を見てもらおう
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職場見学は可能な限り
生の姿を見てもらうようにします。
そうして、自分が思っていたことと
同じ部分、違っている部分を聞きます。
違っている部分を変更するかは別にして
院外の人がどう感じるかを
知る機会にもなります。
また、違っている部分や
変えた方がいい部分などを聞くことは
スタッフの意見を尊重しているという
証にもなります。
最初からは難しいかもしれませんが
本人にやる気があれば、数日間
アルバイトの形で勤めてもらうのも
良いかもしれません。
もちろん、施術の手伝いや
接客を一人でさせることはできませんが
ちょっとした手伝いをお願いする
ということは可能ではないでしょうか？
面接や職場見学は
ある意味でお見合いのようなもの。
お互いを良く知る事を疎かにすると
後々、不幸になる可能性があります。
面接や職場見学は
しっかりとやる事をお勧めします。
そして、今の時代、
オンラインでしてしまうのが
良いですね。
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
株式会社デントランス
黒飛一志
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