こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
今日は、日曜日ですね。
週末をいかがお過ごしですか?
さて、
新幹線の東京駅や新大阪駅で
よく見かける風景があります。
それは折り返し電車の
車内清掃の風景です。
まるで、
プログラムされたロボットのように
テキパキと清掃をしていきます。
凄いなと思うと同時に
スタッフは大変だろうな
淡々と働いているのだろうな
と思っていました。
歯科医院のスタッフも
このようにテキパキと動いたら
もっと効率が上がるだろうなと思いつつ
でも、医療は心がこもっていないと
いけないから無理だな
と勝手に考えていました。
ですが、ある本を読んで
そんな気持ちが吹っ飛びました。
新幹線の清掃スタッフは
あの仕事に『誇り』を持って
取り組んでいるのです。
しかも、普通の人が大変だろう
と思う仕事を楽しみながら
取り組んでいるのです。
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奇跡の職場の秘密
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その本は『奇跡の職場』という本です。
元JR東日本テクノハートTESSEIの
「おもてなし創造部長」であった
矢部輝夫さんが書かれた本です。
新幹線の清掃スタッフは
自分たちの清掃風景を
「新幹線劇場」と名づけ
それを見ている乗客たちを意識して
気もちよく乗車してもらう
工夫をしているそうです。
彼らのマインドは
「清掃員」ではありません。
「旅の思い出を作る劇団員」なのです。
ですから、彼らは
「掃除をしておけばいい」
という意識は持っていません。
自分たちの一挙手一投足が
お客様に注目されていることを認識し
困ったお客様がいたら積極的に声をかけ
サポートするそうです。
清掃員の枠を超えて、自分たちも
旅の思い出を作る一員なのだ
という姿勢が全社員に
浸透しているそうです。
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なぜ、そのようなことが
可能になるのか
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詳細は『奇跡の職場』を
読んで欲しいのですが
経営側が現場スタッフを認めること
そして、スタッフがスタッフ同士を
互いに認め合うことのできる環境・風土
がこれを可能にしているそうです。
たとえば、
地道にコツコツ頑張っている人を
褒めるシステムがあります。
褒められた人だけでなく
数多く褒めた人も表彰されます。
また、授乳室の設置やトイレの
改善などの設備的な提案も
たくさんあがるような
仕組みを整えているそうです。
人から認められることによって
自分が誰かの役に立っている
社会に影響を与えている
ということが実感できると
その仕事の価値を感じひとりひとりの
誇りにつながるそうです。
誇りはひとりで築けるものでは
ありません。
人と人との関わりを通じて始めて
誇りを感じることができるのでしょう。
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先生のスタッフは『誇り』を持って
仕事をしているのでしょうか?
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皆、学校を卒業して働きに出た頃には
歯科医療の誇りを持って臨んできます。
でも、慣れてくると
仕事はできて当たり前となり
なかなか自分を認める
他のスタッフを認める
ということができなくなる
ではないでしょうか。
そうすると、
自分の仕事に誇りを持てなくなる
可能性があります。
単に「仕事に誇りをもちなさい」
と言ってもてるものではありません。
人は、自分の行動や想いが
相手に認められてこそ
自尊心が生まれ
他者や組織への貢献意欲につながります。
先生も「歯科医院劇場」を作って
スタッフが生き生きと働き
患者さんに貢献する
歯科医院を作りませんか?
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
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