「楽しい」クリニック@歯科

「楽しい」クリニック@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
火曜日は、千葉県の歯科医院で
5本の治療説明動画の撮影に来ていました。
 
スタッフが動画制作に協力してくれ
まとまりのある素晴らしい医院さんでした。
 
動画制作などを通じて
歯科医院がまとまると良いですね。
 
 
さて、本題です。
 
 
アメリカ人の年配の人は
ジョン・F・ケネディが銃撃された時、
どこにいたかを覚えているそうです。
 
日本でいえば、
阪神・淡路大震災や東日本大地震の時
どこで、何をしていたかを
覚えているのと同じです。
 
書籍『ニューポジショニングの法則』
東急エージェンシー発行によると
 
ショッキングだったり
傷つくような経験をした時は
その情報を取り巻く多くの状況が
記録されるそうです。
 
その理由は、記憶が脳の感情の座である
辺縁系と密接につながっているから
だとしています。
 
要するに、
楽しい時に覚えたことは
楽しい時に思い出し、
 
悲しい時に覚えたことは
悲しい時に思い出す
ということです。
 
 
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患者さんにいつ、どのように
思い出して欲しいですか?
 
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「クリニックに来るのが
 楽しくて、楽しくてしょうがない」
 
という患者さんは、
あまりいないと思いますが
 
少なくとも、痛い思いをした時に
真っ先に思い出されるクリニックには
なりたくないですよね。
 
そのためには、どうしたらいいか?
 
ということですが、患者さんに痛い思い
辛い思いをできるだけさせない
ということが基本になります。
 
無痛治療もいいですが
患者さんの苦痛を察知して
早く対処するのが良いと思います。
 
例えば、開口状態が長く続くようなら
一旦、うがいをしてもらうとか
吸引できているかどうかを聞いてみるとか
 
予約時間をオーバーしていたら
こちらから声を掛けるとかいった
ほんの些細なことをフォローすれば
 
「辛い記憶」=「先生のクリニック」
 
にならずに済みます。
 
こういったことは多くの先生が
実施されているでしょうが
さらに「楽しい記憶」を植え付ける
施策も取ってみてはどうでしょうか?
 
 
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「楽しい記憶」を植え付ける施策
 
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これも難しいことを
する必要はありません。
 
患者さんと雑談する時間を設けたり
雑談から患者さんの趣味を聞き出して
趣味に関するプレゼントあげたりして
「楽しい時間」を演出します。
 
また、近隣の催しがあれば参加して
患者さんと「楽しい時間」を過ごします。
 
そうすることで、患者さんの記憶に
先生のクリニックや先生・スタッフが
楽しい思い出として記憶されます。
 
「楽しいクリニック、楽しい先生」として
ポジショニングされることになります。
 
これはライバル・クリニックからすれば
脅威です。
 
何か歯科クリニックで思い出すたびに
先生のクリニックが一番に来るからです。
 
患者さんの頭の中が
検索サイトのようなものだとすると
先生のクリニックが一番に表示されます。
 
しかも、そのクリニックは
他と違って「楽しい」わけです。
 
当然、先生のクリニックが選ばれますし
人に話すときも、「楽しいクリニック」
として紹介してもらえます。
 
やり方は色々あると思いますが
患者さんの記憶に「楽しい」とともに
クリニックを記憶してもらえるように
工夫されてはいかがでしょうか?
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
楽しいクリニックになることで
中断・キャンセルは減らせますね。
 
今年の大阪(西日本)最後の
「中断・キャンセルセミナー」は
4月21日(日)@新大阪です。
 
定期健診を増やし、中断・キャンセルを
減らす、合理的かつ心理的なストラテジーを
先生と先生のスタッフにお伝えします。
 
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