患者さんを定着させる絶好のタイミングとは?@歯科

患者さんを定着させる絶好のタイミングとは?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、神戸の歯科医院さんで
業務効率化の現場コンサルを行いました。
 
人材不足の時代に必要なものに
労働生産性の向上があります。
 
黒飛が現場で、歯科医院の問題点を
お伝えします。
 
 
さて、本題です。
 
 
院長先生は外食でお店を選ぶ際に
迷う方ですか?
 
それとも、
あまり迷わない方でしょうか?
 
迷った挙句に入ったお店で
後悔したことはありませんか。
 
「あ~やっぱり、
 あっちの方が良かったかな」と。
 
程度の差こそあれ
誰だって初めてのお店に行くと
そう思うものです。
 
そして不思議なことに
 
「いや、昨日の夕食は肉だったので
 今日の昼は魚でいいんだ。
 これで良かったんだ」
 
と、自分の判断を正当化します。
 
人はこんな時、一旦は後悔し、でも、
その状況を変えられないとわかったら
今度は、自分の判断を正当化する材料を
探し出すのです。
 
ただ、残念なことに
この状態のままだと
 
おそらく、その店には
二度と行かないでしょう。
 
 
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新患対応で注意すべきこと
 
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これと全く同じことが
新患さんの頭の中で起こっています。
 
この歯科医院で良かったんだろうか?
先生の腕は大丈夫なんだろうか?
親切に対応してもらえるのだろうか?
などなど。
 
そして、自分の判断を正当化する材料を
探そうとします。
 
「ここが職場から一番近いので
 時間の節約になるからな」
 
「綺麗な内装なので感染の恐れはないな」
 
「人が多いので、おそらく先生の腕も
 確かに違いない」
 
できるだけ歯科医院の滞在時間は短くして
空いた時間でサボろうと思っていたり
 
内装や人の数が、先生の腕や感染予防に
直接関係しているかどうかも
わからないのに、
 
勝手に自分の判断を
正当化する材料を探し出します。
 
でも、治療が終わっても
その患者さんが
定期診断に来てくれるかどうかは
正直、わかりません。
 
その時だけ
自分の選択の正当性を
認識できれば良いので。
 
 
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実は、チャンスなんです
 
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実は、この患者さんが
自分の選択を正当化しようとしている時が
患者さんを定着させるチャンスなんです!
 
なぜなら患者さんは、
医院の良いところを探そうと
必死になっています。
 
人は悪い所はすぐに気付きますが
進んで良いところを探す機会なんて
滅多にありませんよね(笑)
 
ですから、この時こそ
医院の良いところを印象付けるチャンス
なんです。
 
そうすれば
「あの医院は良い。自分の判断は正しい」
と思うようになります。
 
そうなったら
他の医院には行きませんよね。
 
何か特別なことをする必要はありません。
 
患者さんが
不安な気持ちでいることを理解して
フォローしてあげることです。
 
患者さん自身の選択に
自信を持たせてあげてください。
 
 
「初診がチャンス!」
 
という事を考えて
初診対応をすれば、中断やキャンセルは
減るでしょう。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
上記のように患者さんの心理を考えた
診療対応ができれば、先生の歯科医院の
患者数は一気に増えるでしょう。
 
しかも良い患者さんで。
 
 
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