こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
歯科医院にとって、
「患者さんの気分を
コントロールすること」
これができたら、
こんなにありがたいことはないでしょう。
と、今回はいきなり、
夢物語のようなことを書いてしまいましたが
患者さんの気分は、
予測がまったくできないものです。
「最初のうち、とても治療に関して
やる気がある患者さんのように見えた」、
そう思っていたらあるとき突然、
そのやる気がどこかに霧散してしまう、
そんなことは、
よくある話ではないでしょうか？
患者さんがやる気になって下さらないと
長期にわたって通院して下さることは
到底、期待できません。
それどころか、
まだ治療が終わっていないのに
よその医院に移ってしまったり、
あるいは突然、どこかに消えて、
「中断患者」になってしまう方も
出てきます。
患者さんのキャンセルや中断を防止して、
いつまでもあなたの医院に、予防の目的で
通い続けて下さるようにするには？
やはりいちばん効果的なのは、
患者さんの気分を、治療に向けて
前向きになるように仕向けることでしょう。
※患者さんの気分を、
「治療を受けたい」という方向に
うまいことリードできれば、
現代の歯科医院の抱える問題の大半が
まとめて解決します。
たとえば、
・リピーターが増えることによる増収
・ドタキャンや中断患者の減少
・地域における、
医院全体の評判や好感度の上昇
などといったメリットが
まとめて発生することになります。
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
患者さんのモチベーションを
喚起するには？？？
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
これまでニュースレターやセミナーでも
お伝えしていますが、
治療がうまくいったあとの
口腔内の状況について
わかりやすく説明することが
いちばんです。
その説明がうまければうまいほど、
患者さんの頭の中に
くっきりとした想像図が
つくられるはずです。
その想像図が、
喜ばしいものであればあるほど、
患者さんが治療を受けるモチベーションが
促進されることでしょう。
このために大切なことは、
1.説明資料をしっかりと準備する
2.プレゼンの練習を積んでおく
3.（特に自費の場合）
プレゼンのための場を設ける
といったことでしょう。
※この3点は、珍しいことではありません。
すでに多くの歯科医院が
取り入れられていることばかりです。
では、せっかくの機会ですから
この３点を振り返ってみましょうか。
1.説明資料をしっかりと準備する
口頭の説明だけでは、
伝え切れないことがたくさん出てきます。
パンフレットのような紙媒体の資料を
つくってもいいでしょうし、
ノートパソコンやタブレットを持ち出し、
その中で資料を見せながら
説明するのも良いかと思います。
人手をかけたくない歯科医院は、
動画を使うという手段を増やしています。
先生の歯科医院のオリジナル動画があれば
患者さんの帰宅後に、
ショートメッセージに送ることも
できます。
準備をしていきましょう。
2.プレゼンの練習を積んでおく
いきなり治療の説明をしようと思っても、
うまく話せなくて当たり前です。
院長のあなたの場合でも
勤務医や衛生士でも
予行練習はしておいたほうが絶対に良いです。
お互いで相互練習をするのです。
患者役は、歯科の知識が少ないという前提で
説明役の説明を受けます。
それを動画に収めておき、
院長や主任がチェックをして、
みんなの前でフィードバックをすると
良いでしょう。
3.（特に自費の場合）
プレゼンのための場を設ける
自費の場合は、最近の歯科医院では
トリートメント・コーディネーターが
説明することが増えているように感じます。
TCがいれば
治療の説明は、彼女たちに任せる。
その説明のためにカウンセリングルーム等に
患者さんをご案内して、
おもてなしをすることも大事です。
できれば、
アポイントシステムに、
チェア台数＋１列を増やして、
カウンセリング列を導入しましょう。
できれば、
カウンセリングルームを作りましょう。
強制的に仕組みを作れば、
説明の機会を持つことにつながります。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
デントランスでは、
全国の歯科医師の先生に役に立つ情報を
ほぼ毎日、無料メルマガとして
お届けしております。
登録はメールアドレスを入れるだけです。
是非、ご登録下さい。
↓↓↓↓↓↓
https://bit.ly/2IRj2FB
━━━━━━━━━━━━━━━━━━