こんにちは、黒飛です。

先日、1医院で年商2億円以上の歯科医院の院長と話をしましたが、
その方が「教育」に重きを置いていることが
とにかく印象的でした。

たとえば、そこの歯科医院では
受付・歯科助手の新卒採用者に対して、
120時間もの研修を用意しています。

1日8時間だとすると、15日間
つまり、3週間を研修として教えています。

入ったばかりのスタッフは研修を終えるまで

診療室に入ることなく、
ひたすら社会人として基本や、
その歯科医院の考え方などを学びます。

このようにして基本を徹底的に叩き込まれたスタッフは
その後の伸びも 早いようです。

また、社会人になってすぐの時期だからこそ
たくさんのことを前向きに吸収しようという
素直さがあるようです。

それにしても、120時間も使って研修を
することは相当難しいと思います。

この間は単にスタッフに給料を上げるだけですから、
普通の規模の歯科医院ではできないことです

教える側の人件費だって半端ないと思います

私もその新人スタッフに会いましたが
本当におもてなしや立ち居振る舞い、
気遣いができる素晴らしい女性でした。

「一生、この医院を良くしていく。」
と言っておりました。

しかもまだ24歳という年齢です。

その先生が言うには、

歯科医院経営は教育業

だそうです。

それを聞いて私も納得しました。

歯科は、ヒト対ヒトのサービス業ですし
歯科医院では人材が重要で
上手に人を育てられない歯科医院は
この業界でやっていけないと感じています。

歯科医院経営者として人を雇う方は、
こういった理解が必要になると思います。

あなたの歯科医院では、どうお考えですか？
教育をしていく準備はできていますか？

人材を人財にしていける教育を
行っていきましょう。