歯科医院経営BLOG » 歯科医院のスタッフ教育をするときの心構え

こんにちは、黒飛です。

以前、
学術講演会で、講師を務めました。

講演のテーマは
「歯科医院のための時間管理術」
です。

100名弱の方が聞きに来て下さり、
「感銘を受けた」と声をいただき、
講演した方としても非常にありがたいと感じました。

その中で伝えたことは
歯科医院において時間管理は
非常に大事な概念だということです。

しかし、時間管理以上に、
どういう心構えを持つかが
もっと大事だということを伝えました。

今日は、スタッフ教育をする時の心構えについて
お伝えできればと思います。

歯科医院では、
院長よりも年上のスタッフや
20代の若いスタッフもいます。

スグにやめてしまうスタッフ、
全然結果が出ないスタッフ、
スタッフ同士のいざこざなども時にはおこります。

うまくマネジメントすることができなくて
悩むこともあるかとおもいますが、

ある一つの「心構え」を持つと、
自然とスタッフ教育がうまくいくようになり
自然と売り上げも上がります。

そのスタッフ教育に関する「心構え」とは、

私もこの心構えを持って、歯科医院経営を
行ったところ、スタッフとの関係が
うまくいくようになりました。

もちろん、売り上げ・利益も上がり、
スタッフに多くの給料を払うことも出来ました。

あなたの歯科医院のスタッフはどうですか？

今思いついたこと、
全部自分の責任だと考えてみて下さい。

そのスタッフが遅刻した。
風邪をひいて欠席した。自分の責任です。

そのスタッフが他のスタッフと喧嘩した。
自分の責任です。

そのスタッフが担当する患者さんから
クレームが来た。自分の責任です。

逆に、
そのスタッフがとても良い仕事をした。
そのスタッフの頑張りの成果です。

そのスタッフがいいアイデアを出した。
そのスタッフの頑張りの成果です。

そのスタッフの技術が向上して、
患者さんに喜んでもらえた。
そのスタッフの頑張りの成果です。

医院がうまく回るようになり、売り上げも上がり、
患者さんにも喜ばれるようになった
全部スタッフみんなのおかげです。

あなたの経営する歯科医院で起きるすべての
失敗・不手際・良くないことは、
全部自分の責任。

あなたの経営する歯科医院で起きるすべての
成功・良いことは、
全部スタッフのおかげ。

もちろん、すべて正しいわけではありません
また、こう考えるのは難しい。

ということは理解できます。

しかし、こう考えることができれば、
自分の責任に対して行動できますし、
スタッフに大きな感謝を持つことができます

あなたが、こういう気持ちを常に持つことで
劇的に歯科医院経営は良い方向に向かい出します。

なかなかスグに出来るものではありませんが
ぜひこの「心構え」を持って、
スタッフ教育を行ってみて下さい。

効果に驚かれることだと思います。