他業種のツールを参考にする@歯科医院

他業種のツールを参考にする@歯科医院

こんにちは、黒飛です。

先日、

友人のレストランウェディングがあり
大阪のル・クロ・ド・マリアージュに行ってきました。

黒岩社長の作り上げた空間と料理は
本当に素晴らしいものでした。

そして、参列者全員に、
ル・クロ系列のレストラン1万円分の
なんとも素晴らしいプレゼントがありました。

料理も最初からずっとおいしくて
このプレゼントにすごく感動したわけですが

そこにはカラクリがありました。

実はこの1万円分のプレゼントを受けようと思うと、
メルマガに登録しないと行けないのです。

そうやって、ル・クロは
優良顧客のリストを集めています。

そして、何より
この1万円というのは、ディナー1人分なので
結局、ディナーに二人で行くと
もう一人分の1万円はかかってしまうのです。

また、結婚式に参列した人しかこの特典は使えない、、、。

一度、結婚式で感動しているので
かなり教育された見込客になっているのです。

ル・クロは
こうした素晴らしいツールで
マーケティングの仕組みを作られています。

 

それでは、私たちの歯科医院を考えましょう。

今、あなたの歯科医院で使っているツールは
果たして本来の目的を果たしていますでしょうか?

あなたの歯科医院では、
院内での患者さんへの説明の時などに
どんな「ツール」を使っていますか?

診察券
予診票・問診票・カルテ
名刺(歯科医師、衛生士)
歯科医院パンフレット
治療別パンフレット
小冊子
治療別説明ツール
PowerPoint
DentalX

などなど

最近ではiPadを使って説明したり、
歯科医院によっては他にも色々と使われているかと思います。

歯科医院がツールをもつメリットとしては

・先生から患者さんへの伝え忘れがなくなる
・スタッフが主体になって説明できる。
・患者さんの治療への理解度を深める事ができる。

ということが上げられるかと思います。

その他にも、

・紹介を生み出す口コミ名刺
・ニュースレター
・フォロー電話

などの集客やフォローアップに使うツールなどもありますね。

患者さんが溢れる歯科医院ほど、
こういったツールを仕組みやシステムにうまく当てはめています。

 

要するに、、、ツールをうまく使い

・リピートの仕組み
・口コミ・紹介が起こる仕組み
・初回来院後のフォローの仕組み

これらの仕組みを実は、
意図的に機能させているのです。

 

しかし、その一方で

ツールはあるけどうまく使えていない、
効果がなかなか出ないという
歯科医院がほとんどだと思います。

なぜなら、
多くの歯科医院は

「他の歯科医院がやっているから…」

と単純にマネしただけのケースが多いからです。

自分の歯科医院にどのように落とし込み、
どの順番、どの組み合わせで活用すれば
良いのかが全く分かっていないから使えないのです。

 

いつも言っていますが、実は

院内ツールも5W1Hが大事

なのです。

WHAT  → どんなツールを
WHEN  → どのタイミングで
WHERE → どこで
WHO  → 誰に対して
WHY  → どんな目的で
HOW  → どんなふうに

を再度、考えることが大事です。

ツールを作る目的(WHY)としては

・患者さんとの関係性強化が目的なのか?
(リピート戦略)

・既存患者さんからの紹介が目的なのか?
(バイラルマーケティング)

・自院の案内が目的なのか?
(ブランディング戦略)

という事でも伝える情報が大きく変わってきますよね。

また、どのタイミング(WHEN)で
どんな言葉がけをして渡すのか(HOW)
という状況も考える必要があります。

結果が出るプロセスは必ず存在し、
それを行うだけでいいのです。

そのマニュアルを作り、
スタッフに浸透させることが大事なのです。

 

今、あなたの歯科医院で使っているツールは
待っているだけ、渡しているだけになっていませんか?

今一度、見直して頂ければと思います。