なぜ、あそこには人が集まるのか?@歯科

なぜ、あそこには人が集まるのか?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、事務所で仕事をしております。
 
今週土曜日は、岡山大学卒の先生方が
心斎橋に来てくださり、
クローズの勉強会をします。
 
最新の情報を伝えられると思うと、
楽しみです。
 
 
さて、本題です。
 
 
先日、大阪市内にある
馴染みの鮨屋に行きました。
 
テーブルや座敷席はなく
カウンター席がメインの鮨屋です。
 
でも、いつ行っても
お客さんでいっぱいなので
大抵は予約してから行きます。
 
別に安いから人気なのではありません。
 
もちろん、寿司は美味しいし
刺身も旬なものを出してくれます。
 
女将さんが作る煮物も美味しいです(^^)
 
 
でも、他の店に無い珍しいものが食べられる
といったことはありません。
 
もしかしたら、探せば
もっと美味しい店があるかもしれません。
 
(大将、ごめんね)
 
でも、私は、旅行先とか
付き合いで行くなら別ですが
 
プライベートで寿司を食べたいと思ったら
その店にしか行きません。
 
 
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人が集まるのには理由がある
 
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私が、馴染みの鮨屋に行くのは
店の雰囲気が自分の好みに合っていて
大将や女将さんとの
会話が楽しいからです。
 
単にお腹を満たすだけ
美味しいものを食べたいだけ
ではないのです。
 
お腹と同時に
心も満たしてくれるんですね。
 
先生も、そういう店があるでしょう?
 
「なぜ、その店に行くの?」と聞かれても
明確な理由がないお店が。
 
 
このように、人気の店は
商品が飛び抜けているわけではなく
それ以外の部分に魅力を感じるから
人が集まるのです。
 
単価を安くしたり
インスタ映えする商品を提供すれば
お客さんを集めるのは可能ですが
 
ライバル店が値下げしたり
商品に飽きられたら終わりです。
 
 
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「情緒的価値」提供が大事
 
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商品はお客さんに対して
「機能的価値」を提供するものです。
 
「機能的価値」とは、
美味しいものを提供するとか
マッサージするとかです。
 
歯科医院で言えば
歯科治療やブラッシング指導など。
 
一方、
店の雰囲気とか、愛想とか、楽しさなどは
「情緒的価値」を提供するもの
と言われます。
 
歯科医院で言えば
安心、わかりやすい、親身になってくれる
アフターフォローが充実している
と言ったところでしょうか。
 
そして
ファン顧客が集まる人気のお店は
「機能的価値」はもちろんですが
「情緒的価値」が高いんですね。
 
 
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地域ダントツ歯科医院は
「情緒的価値」を重視する
 
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このブログの冒頭で
鮨屋の例を挙げました。
 
飲食店などでは
「機能的価値」の
違いがわかりやすいです。
 
美味しいとか、安いとかですね。
 
 
でも、歯科医院の場合、患者さんには
「機能的価値」の違いがわかりにくい。
 
保険治療の場合には
材料も費用も同じです。
 
 
一方、「情緒的価値」は
患者さんも感じることができます。
 
そして、「情緒的価値」を意識して
提供している歯科医院は
ほとんどありません。
 
だから、「情緒的価値」を提供できれば
ライバル歯科医院と大きな差を
つけることができます。
 
 
しかも、この「情緒的価値」は
形にならない部分が多いので
ライバル歯科医院にはわかりません。
 
ずっと、競争優位を保つことができます。
 
 
さらに、「情緒的価値」は
あまり費用がかからないのも特徴です。
 
 
つまり、患者の身になって
安心、わかりやすい、親身になってくれる
アフターフォローが充実している
 
歯科医院になるように心掛ければ
地域ダントツ歯科医院になることも
難しくはありません。
 
 
もちろん、できる限り
「機能的価値」を高める努力は必要ですが
「情緒的価値」にも目を向けてみては
いかがでしょうか?
 
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志