こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
　
　
昨日は、東京駅まで
自費診療向上セミナーをしてきました。
　
http://sika-seminar.com/jihi/
　
今年はあと、東京・大阪・名古屋・福岡
それぞれ1回ずつです。
　
　
本日は、久しぶりに床矯正研究会の
花田先生とお話をしております。
　
今後の小児矯正の流れから
動画の活用方法まで、色々な話題を
話しております。
　
また新たな発見はブログ等で
しぇあしますね。
　
　
さて、本題です。
　
　
先生は、「仕事の生産性を高めたい」
と思いますか？
　
医療従事者なので、
効率性を最重要視する
ということはないでしょうが
　
人は誰でも、できる範囲で
効率的でありたいと思います。
　
これは、私たちの体もそうです。
　
できる限り、エネルギーを節約して
生き残るための自然の摂理です。
　
では、私たちはどれほど効率的に
仕事をしているでしょうか？
　
　
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生産性の指標
　
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先生もニュースなどで
耳にしたことがあるかもしれませんが
「日本の労働生産性」は先進国の中でも
かなり低い数値になっています。
　
少し古いデーターですが
2015年の日本の労働生産性は
O E C D加盟国３５ケ国のうち
２２位でした。
　
第３位のアメリカと比べると
約６割の数値になっています。
　
「えっ？こんなに働いているのに」
と思われるでしょうね。
　
でも、アメリカ人が日本人よりも
１.５倍近く働いているという
わけではありません。
　
　
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労働生産性が低い本当の理由
　
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労働生産性は、
国民１人あたりのGDPで表せます。
　
日本はバブル崩壊以降の
デフレに対応するために
利益を削ってでも低価格化を進め
競争力を強化してきました。
　
つまり、同じように働いても
価格が低いため、GDPが低い
　
つまり、労働生産性が低い
ということです。
　
別にここで経済の話を
するつもりではありません。
　
言いたいのは、私たちは
生産性を上げたいと思った時
仕事の内容や濃さ、時間のことばかり
気にしていないか？
ということです。
　
「頑張ればできる！」と
無理をしていないか？ということです。
　
先生が好きでやっているのなら
それはそれでいいかもしれませんが
それをスタッフにも押し付けていないか
ということです。
　
もちろん、ある程度の
効率性を求めることは必要だと思います。
　
でも、そこには限界があります。
　
　
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付加価値を高める
　
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では、生産性を高めるには
どうしたらいいかというと
付加価値を高めるということです。
　
簡単に言えば、
より良いサービスを高価格で提供する
ということになります。
　
ただ、保険治療の場合には
点数が決まっていますから
そうはいきません。
　
自費治療の場合には
患者さんがそれほどの価値がある
と思ってもらえたら、
価格を上げることはできます。
　
しかし、ここでも
ある心理が働きます。
　
「こんな価格にしていいのだろうか」
　
「同じような治療を
　もっと安く提供している医院もある」
　
といった気持ちです。
　
ですが、それは先生の勝手な思い込みです。
　
いくらコンビニよりも数が多いといっても
治療の内容やサービスは
医院によって様々です。
　
もっと言えば、
治療の内容やサービスが同じでも
先生に診てもらいたい
先生の医院で治療したい
という患者さんがいるはずです。
　
価格は価値の対価です。
　
そういった患者さんは
価値があると思ったら
多少高くても払ってくれます。
　
　
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自分を低く見積もらないでください
　
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私は、暴利を貪ろうと
言っているのではありません。
　
先生ご自身の価値を
低く見積もらないでください
　
と言っているだけです。
　
もし、利益が多くなるのが嫌なら
その利益を患者さんやスタッフに
還元してあげてください。
　
患者さんの数を減らして
一人当たりの時間を増やし
患者さんの話を聞くのもいいでしょう。
　
無料のイベントに
招待するのもいいでしょう。
　
スタッフも心に余裕を持って
仕事ができるようになります。
　
ミスが減ります。笑顔が増えます。
　
そんな医院に行きたいという
患者さんも増えるはずです。
　
日本では、まだまだ
お金に関する話は
タブーの傾向があります。
　
特に、私たち医療従事者は
その傾向が強いです。
　
ですが、お金は提供した価値の証です。
　
そして、
その価値を決めるのは患者さんです。
　
本来、私たちが評価されるのは
その頂いた利益をどう使うか？
によってです。
　
自信を持って価値を提供しましょう！
　
　
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
　
　
株式会社デントランス
黒飛一志
　
　
P.S.
　
今週もたくさんの先生に
コンサルティングをさせて頂きます。
　
先生方の価値を高められるよう
5月最後、頑張っていきたいと思います。