今年の10月にむけてするべき事@歯科

今年の10月にむけてするべき事@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
今日の大阪は雨です。
 
先週末は、大阪・心斎橋で
不動産についてお話させて頂きました。
 
歯科投資塾
http://shika-toushi.com/
 
歯科医師にとって、
継続収入、不労所得は大事です。
 
なぜなら、
医院経営が労働収入だから
です。
 
先生も取り組んで下さい。
 
 
では、本題です。
 
 
いきなりですが、
今年の秋に予定されていることで
日本全体の注目を集めていること、
といわれたら? 
 
今ここをお読みのあなたは、
いったいどんなことを
思い浮かべるでしょうか? 
 
答えは人によって
大きく分かれるでしょうが……
 
かなりの方が「増税!」と
お答えになるのではないでしょうか。
 
というわけで今回は久しぶりに
税金のお話をお届けしましょう! 
 
 
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増税がもたらすデメリットに
今から対策を!
 
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消費税の増税に関しては、
もう何年も前から
決まっていたことでした。
 
ただ、増税に反対する世論が
非常に強いことは周知の事実です。
 
その声にあらがえずに、
政府は延期をしてきました。
 
もっとも、いつまでも
延期しているわけにも
いかない模様です。
 
いちおうまだ、少しだけ……
土壇場で増税延期が
行われるかもしれない、
そんな噂が流れることがありますが……
 
まあ、今のところ増税は
予定通り実行されることでしょう。
 
したがってもう少ししたら、
令和元年の10月1日から
消費税は上がります。
 
現行の8%から10%に
アップされるというわけです。
 
消費税が上がることを
歓迎する方はおそらく、
どこの業界にもいないでしょう。
 
歯科医療の世界でもおそらく、
増税はありがたいことではないはずです。
 
※単純な話をするなら、
 普段のプライベートな買い物で
 もろにダメージを受けるでしょう。
 
 今まで1080円で購入できた品物を、
 今度から20円余分に
 払わなくてはならないのです。
 
この点があまりピンとこない、
そんな意見もありそうです。
 
歯科医師の世界もさまざまな方がいますし
あまり買い物を普段積極にしない方なら、
消費税の影響を
あまりイメージできないかもしれません。
 
しかし昔ながらの格言
「塵も積もれば山となる」は
このような増税に
まさにぴったりとあてはまります。
 
 
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たった2%の違い。
しかしそれが、年間で
トータルするとまとまった損失に
 
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ちょっとした買い物しかしないなら、
数十円~数百円の
損失にしかならないでしょう。
 
しかし10万円の買い物をするときなら、
2%の差は2000円になります。
 
あまり買い物をしない方でも、
日常生活を送っていれば自然と
年間の出費は数百万円くらいになるでしょう。
 
仮に300万円だとして、
税金が2%上がるなら
 
今までよりも6万円余分に
払わされることになるのです。
 
さて、ちょっと偏った例を
出してしまったのですが……
 
今の話をそのまま、
あなたの医院の出費にあてはめてみると、
どうなるでしょうか? 
 
医院は日々、
さまざまな支出をすることになります。
 
購入すべき品物はたくさんありますが、
それにかかる消費税が2%も上がるのです。
 
ようするに、今度から
払わなければならない消費税が
数十万円から数百万円くらい
増えてしまう可能性が高いのです。
 
 
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増税の前に、高額な買い物は
終わらせてしまうに限ります
 
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さて、歯科大学等では
なかなか教えてくれないことですが
 
増税が行われる場合は、
経営者は早めに行動しないといけません。
 
消費税の増税であれば、
増税のダメージを
できるだけ避ける行動をとるべきです。
 
どこの業界でもよく行われているのは……
 
「増税開始までに、
 値の張る品物の購入は済ませておく」
 
これは本当に大事なことです。
 
まあ買い物とは限りませんが、とにかく
「消費税の対象となる支払い」
なおかつ
「ある程度の金額になる出費」
は、できるだけ増税前に済ませておいたほうが、
2%分の出費を回避できてお得なわけです。
 
 
考えられるのは、
やはり医療機器等の購入でしょう。
 
何百万もするものはできるだけ
8%のうちに買ってしまいましょう。
 
※高額な医療機器の場合、
 買うのではなくてリース契約で
 手に入れることも多いでしょう。
 
 確かに、借りるのなら
 だいぶ安上がりです。
 
 しかし! いずれ払わなくてはならない
 リース契約の延長料金のことを
 思い出して下さい。
 
 増税が実行されると、その料金も
 2%余分に払わないといけません。
 
まあ、その分を含めても
リースのほうが安く上がりそうなら
リースを続けてかまいませんが、
 
買ったほうがよさそうであれば、
今のうちに資金を集めて
買ってしまったほうが
おそらく正解でしょう。
 
 
次に考えられるのは、
患者さんにとっての増税です。
 
 
先生の歯科医院の自費診療の値段も
上がるわけですから、患者さんにとっては、
増税前に支払いを済ませたいと考えるのは
自然なことでしょう。
 
であるなら、患者さんに
増税前なら今はお得ですよ。
 
という話しをする
タイミングかも知れません。
 
そうすれば、今までは
自費診療に見向きもしなかった患者さんが
掘り起こせるかも・・・
 
 
この辺りは、また別の機会に書きますね。
 
 
税金は永遠のテーマです。
 
税金に強い歯科医師になれば、
生涯に先生の手元に残るお金は
1000万円以上増えるでしょう。
 
 
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
 
 
デントランス 歯科医師
黒飛一志
 
 
P.S.
 
税理士に困ったときは、ご相談下さい。
地域は限られるかも知れませんが、
 
セカンドオピニオンを受けれる可能性が
あります。
 
info@dentrance.jp