こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
　
　
昨日は、京都の瀧野先生のところで
インプラントの説明動画の撮影を
しておりました。
　
その後、終電まで京都で先生方と
話していたわけですが、
　
最近は、
インプラントの講習を受けに来ても
インプラントの患者さんが集めれない。
　
というのが若手歯科医師の悩みだそうです。
　
講習で技術を上げれても
その技術を使う状況がない･･･
　
この状況は改善したいと思っています。
　
インプラントの治療説明動画は
その解決策となると思います。
　
https://service-douga.com
　
　
さて、本題です。
　
　
先日の『PRESIDENT Online』に
　
「歯科医が愛娘に
　”うちは継ぐな”と言うワケ」
　
という記事が掲載されていました。
　
医院の状況も院長先生の考えも様々で
各々が良いとも悪いとも言えません。
　
現在は、経営環境が厳しいことも
否定するつもりもありません。
　
ただ、気になったのは以下の文です。
　
「利益を得るためには、
　非保険診療にシフトしていくべきか
　と思うこともありますが、
　
　患者さんが求めていないのに、
　高額なインプラントやホワイトニングを
　勧めることはしたくありません。
　
　また、巷ではコンサルを受けて
　戦略的な経営を行う医院も増えている
　と聞きますが、
　
　増大する新規患者の治療計画の作成と
　既存患者のメンテナンスに追われて、
　私には経営のことを
　考える余裕はありません。
　
　もちろん、
　患者さんのことを後回しにして
　
　経営のことを
　考えるわけにはいきませんから、
　
　来る日も来る日も
　日々の診療を実直に行う毎日です。」
　
『PRESIDENT Online』2019.7.28
より引用
　
ここでいくつかの疑問が出てきました。
　
　
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自費を勧めるのは
患者さんのためにはならないのか？
　
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自費を勧めない理由が
「患者さんが求めていない」
とのことですが
　
患者さんに勧めて
患者さんが断るのであれば
その通りでしょう。
　
ですが、この記事のみでは
その状況がわかりません。
　
もし、自費治療の方が良いと思ったのに
患者さんに勧めていないのなら
それは患者さんのためにはなりません。
　
患者さんの状況に応じて
本当に必要だと思ったら
保険だろうが自費だろうが
まずは勧めるべきだと思います。
　
　
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経営のことを考える余裕がない？
　
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歯科医院経営のことを考えない
院長というのはどうなのでしょうか？
　
記事には、周辺の歯科医院が廃院したので
患者さんの数が増え、保険治療なので
フル回転しても利益が出ない
とあります。
　
お金儲けに走れというつもりはないですが
医院経営がまともにできないのは
いかがでしょうか？
　
もし、先生が倒れてしまったら
誰が患者さんを診るのでしょうか？
　
人手不足の影響もあるでしょうが
適正な利益を上げて
その分でパートを雇ったり
　
最新の器材を導入して
効率化を図るのが悪いことでしょうか？
　
その方が患者さんのためにもなります。
　
誰も働き過ぎてフラフラの先生に
治療してもらいたいとは思わない
と思います。
　
　
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他人の手を借りるのは恥ではない
　
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黒飛がコンサルをやっているから
というわけではありませんが
　
コンサルを受ける余裕もない
というのはどうかと思います。
　
本当に大変なのであれば
全てを自分でやろうとするのではなく
他人に支援を仰ぐべきでしょう。
　
それは、
先生が無能ということではありません。
　
誰だってスーパーマンではありません。
　
知らないこともありますし
できないこともあります。
　
そんな時に、第一に考えるべきは
先生の患者さんのことです。
　
患者さんのために必要だと思えば
自費を勧めたり、コンサルに相談したり
人を雇ったり
　
あるいは、他医院を勧めることだって
できるはずです。
　
厳しい経営環境だからこそ
他人の手を借りるのが大事
だと思います。
　
　
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
　
　
株式会社デントランス
黒飛一志
　
　
P.S.
　
インプラント以外でも、どんな治療を
勧めるにも、動画は有効です。
　
ずっと静止画で説明していては
患者さんは同意してくれません。
患者さんは集められません。