業務の“無駄” 知っていますか?@歯科

業務の“無駄” 知っていますか?@歯科

こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
 
 
本日は、東京リッツカールトンに
来ております。
 
今から5名の院長先生と
グループコンサルを行います。
 
こうやって常に新しい情報を知るために
来てくださる先生方は、将来、安泰だと
思います。
 
常に歯科業界も変化しています。
新しい情報を、聞きに来て下さい。
 
歯科経営塾
http://dtr.jp/skj
 
※東京・大阪で開催。
 
 
さて、本題です。
 
 
医療の現場でも働き方改革が叫ばれており
スタッフの求人も難しい状態にある中
現場業務を効率化することは有効です。
 
業務効率化により残業代も減るし
スタッフにも余裕が生まれて
より良いサービスを提供できます。
 
そんな業務効率化の基本は
“無駄取り”です。
 
ちょっとした“無駄”でも
積もり積もれば、
大きな“無駄”になってしまいます。
 
業務の“無駄”は医院によって異なりますが
ここでは、“無駄”を考える上で
参考になりそうな事例をいくつか
ご紹介したいと思います。
 
 
============
 
ミーティングの“無駄”
 
============
 
 
ミーティング自体は非常に大切です。
 
医院の理念や院長先生の考え方や価値観
などを浸透・共有させたり
 
スタッフから意見を聞いて
良いチームを作るためには必須のもの。
 
ですが、
 
・時間になっても全員が集まらないので
待ち時間が出ている
 
・いつも予定時間をオーバーしてしまう
 
・途中で、なんだかんだと邪魔が入る
 
というようなことがあれば、
それは時間の“無駄”です。
 
例えば、ミーティング時間を
完全にブロックできないかを考えます。
 
一番ブロックしやすい時間帯を選び
その間は邪魔が入らないように
業者にも予め伝えておきます。
 
予約の電話なら、留守電機能を使って
折り返しお電話をするので、と
名前と希望日時を録音する方法も。
 
すぐに予約を確保したいのであれば
担当スタッフを決めて、当該スタッフは
院内回線を使って遠隔で参加する
という方法も考えられます。
 
その代わり、決まった時間で始めて
時間内に終わることを徹底します。
 
必要なことは前もって準備します。
 
 
===========
 
ITシステムの連携
 
============
 
 
レセコンや電子カルテを
導入している医院も
増えていると思います。
 
でも、これらを単独で使うのは勿体無い。
 
予約管理や会計業務システムとの
連携により、省力化が可能になります。
 
予約管理システムでは、
単純なスケジュール調整だけではなく
 
リコール業務を
スムーズに行えるようになり
キャンセル率の低下が期待できます。
 
至近日時の予約患者さんを
表示できるようにしておき
受付業務の手が空いた時にリコール電話を
かけてもらうこともできます。
 
また、定期検診が迫っている患者さんの
リストをアウトプットすれば
 
それを元に、リコールハガキを
印刷することもできます。
 
いちいちカルテを見て抽出し
電話をかけたり、
ハガキを作る必要はありません。
 
レセコンと会計業務システムを連携し
カスタマーディスプレイに接続すると
支払い金額を表示させることも可能。
 
コンビニのレジの
表示のようなものですね。
 
高齢の患者さんに何度も金額を言ったり
紙に書いて示す必要もありません。
 
大きいクリニックの場合だと
自動精算機を導入すれば
支払い業務の削減も可能です。
 
また、ITシステムを使い出すと
プリンターも大切になります。
 
せっかく省力化したのに
プリンターが1台しかない場合
調子が悪くなったら最悪です。
 
余計に時間がかかったりします。
 
院内LA Nを構築して
複数のプリンターを稼働させれば
 
万一、1台のプリンターが故障しても
別のプリンターで印刷できますし
 
レセプトや領収書などの印刷待ちも
発生しません。
 
ただし、何でもかんでもITすれば良い
というものではないので
費用対効果を見極めて導入する
必要がありますね。
 
 
=============
 
仕組みの見直し&IT化
 
=============
 
 
業務の効率化には
様々なアプローチの仕方があります。
 
ミーティングのやり方などの
自院の仕組みから変える方法もあれば
 
IT化のような、仕組みはそのままで
省力化による効率化の方法もあります。
 
前者は、ちょっとした
アイデアだけで実施できるので
費用はかかりません。
 
ですが、仕組みを改善して
慣れるまでが大変です。
 
後者は、導入するのは簡単ですが
費用がかかります。
 
また、ITシステムに慣れるのに
時間がかかることもあります。
 
ですので、どちらが良いというのではなく
効率化効果が大きく、費用対効果の大きい
ものから、取り組んでいくのが
良いと思います。
 
まずは、
“無駄”探しから行なってください。
 
スタッフを巻き込んで考えると
その後の改善の協力も
取り付けやすくなりますよ。
 
 
今日も読んで頂き
ありがとうございます。
 
 
株式会社デントランス
黒飛一志
 
 
P.S.
 
これは、昨日、神戸の歯科医院で行った
業務改善の現場コンサルのことです。
 
現在、黒飛の業務改善の現場コンサルは
お試しコンサルとして受けて頂けますので
通常のコンサル費用の半額で受けることが
できます。(20万円です)
 
先生の歯科医院に4時間いて、
改善をさせて頂き、2万点以上の価値を
生み出さないということはありませんので
 
一度、デントランス、
黒飛をお試しください。
 
info@dentrance.jp