こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
先週に、大阪の歯科医院さんで
スタッフさん向けに、IT化・業務改善の
現場教育をしてきました。
院長にコンサルをすることも大事ですが、
なかなかスタッフには伝わらないという
院長先生は、一度、お尋ね下さい。
先生の歯科医院のスタッフを
できるスタッフにしますね。
昨日は、リッツカールトン大阪で
ワンデー・グループコンサル「歯科経営塾」
でした。
先生には、
リッツカールトン大阪のサービスを
経験してもらいたいと思い、
スイートルームで開催しております。
東京・大阪でしておりますので
是非、ご参加ください。
http://dtr.jp/skj
さて、本題です。
先生の歯科医院では、
小児矯正も扱っていますか?
立地にもよりますが、
住宅街に歯科医院を開業している場合
お子さま連れの患者さんもいることが
多いかと思います。
街のかかりつけ医として
「あの歯科医院なら安心」と
患者さんに認知してもらうなら
やはりお子さまの歯に関しても
任せられる存在でありたいもの。
そこで小児矯正を扱う場合、
心がけておきたいことについて
書いてみたいと思います。
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一期治療と二期治療の違いは?
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小児矯正には2つの治療があり
1つは乳歯と永久歯が混在する時期に行う
「一期治療」
もう1つは永久歯が
生えそろっている時期に行う
「二期治療」です。
一期治療の主な目的は
永久歯がキレイに生えそろうよう、
顎のバランスや大きさなどを整える、
顎の骨格の矯正。
二期治療の主な目的は
大人と同じく歯列矯正。
と、大きくこう分けることができます。
(とまあ、こんなこと分かってるという
声が聞こえてきそうですが・・・)
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一期治療で終了がベストだが…
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来院したお子さまが
乳歯と永久歯の混在する段階であれば
一期治療を行うことになりますから
その場合に歯科医師として
目指すゴールは一期治療での終了です。
なかには、すでに永久歯が
ほぼ生えそろっていて、
二期治療をすることが避けられない場合も
あるかと思います。
その場合は、一期治療を始める前に
二期治療へと進む可能性や必要も
ご両親につたえ、了承を得ることが
とても大切です。
はじめから予測できることは
あらかじめ伝えておくことが
信頼関係をつくりますし、
その後の治療を円滑に進める
鍵になるものです。
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お子さまのことは自分のことよりも
心配になるからこそ
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これは小児矯正に限りませんが、
お子さまの治療にはご両親以上に
配慮する必要があると考えています。
なぜならご両親は自分のこと以上に
お子さまのことを大事に考えるもの
だからです。
「この子のためならなんでもする」
という親の心境は、
私自身よくわかるようになりました。
ですので、
たとえ、う蝕の治療などであっても、
ご両親にはどういう治療方法で
どのくらいの期間で完治を見込むのか、
丁寧に真摯にお話したいものです。
いわゆる
「小児歯科には患者は2人いる」
という言葉です。
小児矯正の場合、
どうしても通う期間は長くなりますから
お子さまとご両親との信頼関係は
通院と完治に関わってきます。
どうすれば信頼関係を築けるか?
この問いへの答えが、
歯科医院経営にとって
最も大切なものかもしれませんね。
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志
P.S.
東海、西日本の方、しっかりと
台風に対して準備して下さいね。
P.S.2
来週日曜日 10月20日(日)は
東京駅前で
「中断・キャンセル予防セミナー」を
開催します。
http://dtr.jp/can
中断・キャンセル予防と言っていますが
本質は、どうやって患者さんを定期健診に
来てもらうかです。
予防歯科を進めたい先生は
是非、ご参加ください。
想像してみて下さい。
たった1万円と半日の投資をするだけで
先生の生涯の売上が増大します。