こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
日曜日は
みなさん、いかがお過ごしでしたか。
今日は、ITの話しをしようと思います。
私達の歯科でいうと、
デジタルデンティストリーという
言葉があります。
コンピューターやインターネットの普及により
患者さんの多様な要求に対応するため
新しい材料の開発や
設備機器の技術革新等が行われ、
私たちの歯科治療は大きな変革を迎えました。
そして、コンピューターによる歯科治療、
デジタルデンティストリーは、より効率的で
安心できる歯科治療を患者さんに
提供できるようになりました。
デジタルデンティストリーによって
患者さん、歯科医師や歯科技工士に
時間・精度・コスト・環境・精神的な側面など
多くの面で恩恵を受けることができるように
なりました。
今週水曜日9月30日(水)の20:00~21:30には
デジタルデンティストリーで結果を
出されている、医療法人UDC理事長の
植田憲太郎先生に、Facebookにて
LIVEでインタビューします。
その時間は、空けて置いて頂き、
デントランスのFacebookページを
ご覧ください。
https://www.facebook.com/dentrance
Googleカレンダーに予定を入れてて下さいね。
さて、もう一つ、AIについて
私達、歯科の世界は、よその業界と
あまり接点がないと思います。
たとえば、一般のサラリーマン社会とは
ほとんど接点がありませんし
歯科医師は一生を
歯科医師として過ごすのが当たり前。
サラリーマン社会では、
転職する際に他の業界に飛び込むことは
まったく珍しいことではありませんが、
歯科医師の場合は?
大学で歯科医師免許を取得したら、
その後はよその業界で就業する機会は
まずありません。
異なる業界で働く・・・といったら、
高校生~大学生のころに
アルバイトをするくらいしか、
チャンスがなさそうです。
このような、
他の業界と隔絶された私達は
無意識のうちに、
よその業界の常識や情報にふれる機会を
失っているのです。
ですので、黒飛は、他業界の情報を
このブログを通じて、
お届けすることも、
自分の大切な役割だと認識しております。
この場では、
ときどきニュースの材料となっている
最新の技術について
取り上げることにしますね。
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「AI」の技術と
「画像認識・画像処理」の最新技術、
いつの間にかミックスされている?!
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現在、最新の技術として
ネタになっているものの1つに
「AI」があります。
AIは、よく「人工知能」と呼ばれており、
自ら学習するという機能を
持っているわけです。
膨大なデータを日夜取得することで、
どんどん進化していく能力を
持っているのです。
というわけでAI導入することで、
何が助かるでしょうか?
いちいち、すべての命令を下す必要が
ないということでしょう。
これまでは、どんな機械をつくるにしても
あらかじめ、すべての機能を
設計しておく必要があったのです。
パソコンにしても、
SEやPGがプログラムをつくらないと
動かなかったのです。
しかしAIを導入すると、
プログラミングや設計といった
技術者側の作業が大幅に
省けることになるでしょう。
それから。
AIに負けず劣らす注目を浴びている分野に
画像認識の技術があります。
日本は何十年も前から、
カメラの開発では
世界のトップを走っていました。
画像認識や画像処理の技術の研究
という意味では、日本は
うってつけの環境だったのでしょう。
実際の話、画像認識の分野は
汎用性が高く、さまざまな可能性の
宝庫となっています。
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AIも画像認識も、
医療と相性がよいのかもしれません
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さて、AIと画像認識の技術は、
今後歯科医療の世界でも
実用化されていく方向で
研究・開発が進行しています。
たとえば、人体の様子(体内の様子)を
正確に撮影し、鮮明に処理できる技術が
すでに確立されているのです。
※もっとも体内の様子は、
人によって少しずつ異なります。
鮮明にその様子を画像で
とらえるだけでもたいへんなのですが、
鮮明ならよいということ
でもないようです。
たとえば、これまでは
それぞれの画像を機械的に
処理しようと思っても限界がありました。
人の目で最終的に、じっくりと
確認しないと判断ができない、
なんてことだって多かったわけです。
AIと最新の画像認識の技術が
組み合わさることで、
さまざまな症例の分析・判断が
できるようになっています。
歯科医療の場合でも、
口腔内の様子を正確に撮影できる上に、
それぞれの症例をAIがどんどん、
正確に判断できるようになっています。
※海外でも国内でも
研究されてきたのですが、
数年以内に国内で、正式に歯科の現場に
導入される可能性があります。
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AIと画像認識の最新技術は
歯科医院に何をもたらすのか
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1.患者さんにとってのメリットは?
・自分自身の口腔内の問題を、
早めに教えてもらえる
・結果として、診療に早めに入れる
2.歯科で働く側にとってのメリットは?
・誤診等のリスクを避けるチャンスとなる
・診療の手順を省けるため、
時間面でも効率面でも恩恵を受けられる
※・・・誤診等の危険性は、
さすがにしばらくの間は
何ともいえませんが。
ただ、導入しないことには、
クォリティの向上も望めないわけです。
近いうちにわれわれ歯科医師の仕事が、
ずいぶんと助けられる日が
やってくるのではないでしょうか。
ここまでお読み頂き
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志