こんにちは、
株式会社デントランス代表
歯科医師の黒飛です。
私たち歯科医院の院長であれば
経営者でもあるわけですが…
先生は売上や経費を
今月はこの程度かなと
どんぶり勘定していませんか?
今日はどんぶり勘定の悲劇を
お伝えしたいと思います。
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売上見込を信じた結末
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知り合いの経営者の話です。
残念ながら歯科医院経営者では
ないのですが、
かなり生々しい話なので
参考になるかと思い、紹介します。
その知人経営者の会社では
毎月の売上見込が1000万円ほどでした。
1000万円の売上があれば
多少の内部留保ができるのだそう。
毎月上がってくる
社員からの売上見込を聞くと
今月も1000万円を少し超える程度。
コロナ禍でもこの様子なら、
新規事業への投資をしたほうが
資金を有効活できると判断して
先行投資。
しかし月末に蓋を開けてみると
1000万円の売上が半減。
およそ400万円の赤字を計上し、
先行投資資金を一部赤字分の補填に
回したのだそうです。
知人経営者いわく、
その後数ヶ月同じ状況が続いたので
最悪の事態も覚悟したのだとか。
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見込み通りに
入金されなかったのは
誰の責任?
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これまでもクライアントは
期日通りに入金してくれたのだから
今月も大丈夫だろう、
という思い込みがあったと話していました。
確かに、
毎月決まった期日までに支払いがあれば
今月も大丈夫だろうというのは
普通の読みであるように思います。
しかし知人経営者に聞いてみると、
入金遅れの兆候はあったと、
顧問税理士は指摘してくれていたとのこと。
これまでは毎月20日までには
振り込んでくれていたクライアントが
月末ギリギリの振り込みに変わったと。
これをきちんと経営者が把握していたら、
月末の金策は不要だったかもしれません。
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思い込みは経営に不要
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気持ちはわかるものの
今月もきちんと入金されるだろう、
という思い込みは経営上危険です。
特にコロナ禍では
緊急事態宣言などにより
状況が変わります。
だからこそ常日頃から
月次試算表を確認し、
どんぶり勘定はやらない
心構えがとても大切です。
先生は、どんぶり勘定していませんか?
もし数字が苦手だけれども
きちんと歯科医院の経営を数字で把握したい
ということでしたら
こちらをチェックしてみてください。
https://dentrance.jp/20years/01/
税理士さんと一緒に、
何をどうすべきかをお話しますので。
今日も最後までご覧くださり、
ありがとうございました。
デントランス 歯科医師
黒飛一志